福井県里山里海湖研究所

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里山里海湖の自然
  •  自然観察棟前の船着き場で大きな貝を見つけました!
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     ハマグリ?いえいえ、マルドブガイという淡水二枚貝だそうです。(写真は死んでいたので貝の身は取り除いています。)

     福井県レッドデータブックによれば
    「県内では三方湖と流入する別所川河口周辺に生息するが,生息数は激減している」とのこと。

     マルドブガイを含む淡水二枚貝は、幼生のときにヨシノボリなどの魚に寄生しないと変態することができません。

     さらに大人になった貝はタナゴの産卵母貝になります。タナゴたちはマルドブガイを含む淡水二枚貝がいないと子を増やせないのです。

     マルドブガイは子を増やすために魚を必要とし、そしてタナゴが子を増やすときに必要とされる。

     生き物のつながりを感じさせられました。 

     

     

  •  猛暑の夏が過ぎ去り、秋の気配が少しずつ感じられる季節になってきました。しかし、真夏日があるかと思うとぐずついた日もあるなど、体調管理もなかなかたいへんですね。

     三方湖も天気が良ければ夏景色そのままです。でも、生き物は夏から秋へと変化をためらいません。

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     自然観察棟から湖面を眺めると、ヒシが白い小さな花をつけているのが分かります。ヒシは湖底から湖面まで2mあまりの水中根を伸ばして葉を広げる植物です。三方湖に注ぐ鰣川河口にもたくさんのヒシが群生しています。

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     水辺にはシオカラトンボやイトトンボが飛び交ったり、羽根を休めたりしています。赤トンボも少しずつ姿を見せ始めました。秋が少しずつ近づいてきているようです。

     

  •  暑い夏を迎えました。学校は夏休み中ですが、働き方改革もあって、有意義な休暇を計画している人も多いことでしょう。

     さて、三方五湖周辺の「夏の景色」をいくつか紹介しましょう。

         (三方湖)                (水月湖)
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     7月下旬のある日、三方湖が茶色く濁っていたので、水月湖はどうかと思い出かけてみました。水はきれいに空の青を映して、いつもと変わらず美しい色をしていました。
     川から運ばれた砂や石は三方湖には溜まりますが、水月湖には大きな川が入りません。その違いをはっきり教えてくれました。

     その水月湖の湖底には、シマシマ模様の堆積物が45mも積み重なっています。「年縞」と呼ばれる縞模様です。「福井県年縞博物館」ではその展示を見ることができます。入り口にはヤブランが薄紫色の花を咲かせています。

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     三方湖は、ヒシ刈りの終わった湖面に対岸の山並みを映しています。湖畔ではコブシが早くも実を赤く色づけ始めました。
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     シモツケのピンク色も緑の中に鮮やかです。ふと目を樹木に向けると、コナラが小さい小さい実をつけ始めていました。三方五湖の周辺を(暑さ対策をしっかりとして)歩いてみるのはいかがでしょう。
     自然に目を向けるだけでも、日ごろのストレスをきっと軽くしてくれるのではないでしょうか。
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  •  7月3日は「波の日」「渚の日」でもあるそうです。真夏が近づいたわけですが、西日本をはじめとして大雨災害が心配されています。福井県も油断はできませんね。

     さて、この頃の三方湖畔の景色や生き物の様子です。
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     ヒシが三方湖全体に大きく広がりました。ヒシ狩り舟で刈り取られた湖面は山が逆さに映っているのでよく分かりますね。

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     オニグルミは幹によりけりですが、実をふくらませているものも見られます。数は少なめですが、ヒョウモンチョウにも出会えます。

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     このモンシロチョウは白が鮮やかでした。花から花へと蜜を求めて飛び回っていました。空中を舞っているトンボを撮影しようとも試みましたが、やっとこの写真だけ撮ることができました。スマートフォンでは難しいことがよく分かりました。

     沖縄はそろそろ梅雨明け。県内の海水浴場からは、浜掃除のニュースが届きます。湿度が高めの毎日、暑さ対策に気を付けましょう。
     
       

  •  暦の上では6月11日が「入梅」ですが、今年の北陸地方の梅雨入りは6月7日ごろと発表されました。この季節の三方湖畔の草木や生き物の様子を紹介します。
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        ガクアジサイと飛び回るクマバチ         アジサイ群落に咲いたシモツケの花

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        一片だけ開花したネムノキ          今年は個体数の少ないオオイトトンボ

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       よく似ていますが、モンシロチョウとモンキチョウです。

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                   ベニシジミ

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               三方湖に広がり始めたヒシとヒシ刈り舟

     ヒシは湖の自然環境や漁業をはじめとする人の暮らしに良い影響も悪い影響ももたらすそうです。小型船舶に取り付けたワイヤーでヒシを刈り取り、ヒシの「低密度管理」を目指しています。
     
     
       

  •  5月も半ばを迎え、日中は暑さを感じる日も増えてきました。
     昼が長くなり気温も上がってきましたから、里山・里海湖の緑も日々深みを増していきます。

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     三方湖に鰣川(はすがわ)が入り込むところに葦原があります。新緑がぐんぐん伸びて、枯れた茎葉が隠れていきます。化粧直しというところでしょうか。水田では、サギがえさ探しに励んでいます。

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     湖畔ではクルミの花が赤く咲き出しています。アジサイの中には、小さいながらも花の形を整えながら成長しているものも。

     天気のよい日は、からりとした暑さ、吹く風も心地よいこの頃です。湖畔を散策するならこの季節もお勧めです。
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  •  三方湖近辺の春景色(その2)、4月11日に撮ったものです。

     まずは、縄文ロマンパークに最も近い山の三角点へ登ってみました。標高99.7m、ほぼ100mあるとのことです。樹々の間からわずかに里の景色が垣間見えました。
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     縄文ロマンパーク横の道路は新緑が始まったばかり。淡い緑が美しく、サクラもきれいです。
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     ハス川と三方湖。それに続く年縞博物館も青空の下にスラリと長く伸びて、なかなかに美しい。
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     博物館の屋根越しに「三方観音」の桜も遠望できました。風は冷たいものの、目に映る多くのものに春の訪れを感じる三方湖近辺です。
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  •  新元号が「令和」と定められました。平成31年も残すところ二十日あまりとなりました。昭和は遠くなるばかりですね。 
     ところで、季節が廻ってきました。4月に入って桜が開花し、野に山に彩りを添えています。三方湖畔もキラキラと輝き始めたようです。
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          タンポポです。                           コブシの花です。
          さくら.jpg 桜は二分咲き程度です。

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       山桜が色を重ねています。                アオサギも舞っています。

     春景色美しい三方五湖へぜひ足を運んでみてください。小さな発見や感動がきっと得られると思います。あなたの心がリフレッシュできることをお約束します。
     

  •  県内の小中学校がそろそろ卒業式を迎える時期になりました。しかし、寒暖の変化が大きい3月になっています。今日3月9日(金)も荒れ模様の天候です。このような天候の日は、桟橋にカルガモたちが集まってきます。北風が沖から岸に向かってまともに吹きつけるのですが、それをものともせず桟橋の上でじっとしています。
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     さて、来る3月21日(水)春分の日の主催事業のお知らせをいたします。
     「堆積物に刻まれる三方五湖の歴史」というタイトル名で、三方五湖調査研究成果報告会を開催します。開催日時、場所、内容等は以下のとおりです。古代から現在にまで至る三方五湖と人の活動とのつながりなど、興味深い内容となっていますので、ぜひご来場ください。
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    ◆さとけんの生き物たち・・・今日はギンブナです 
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     コイ目、コイ科、コイ亜科の淡水魚。マブナともよばれ、一般的にフナといえばキンブナとともにこのギンブナを指すことが多い。日本、台湾、朝鮮、中国に分布。成魚は15~20cm程度が大半の大きさ。止水、流れのゆるい河川に棲み、主に低層で活動する。(事典からの引用)
     さとけんのギンブナたちも水槽の底の方で暮らしています。 
      

       
                 
  •  弥生3月に入りました。寒い季節が終わろうとしていますが、さとけん近くでも雪による倒木が見られます。昨年は台風。今年は大雪と自然の力の大きさを思い知らされます。
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     それでも3月に入って、日も長くなってきました。昨年から近くの縄文ロマンパークの整備工事が進められていますが、完成も近づいてきたようです。リニューアルオープンが待たれます。
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     そして、水月湖の年縞展示施設の建築工事も進んでいます。遠くの山の稜線にはまだ雪が残っていますが、梅の便りもそろそろ聞こえてくるでしょう。
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