福井県里山里海湖研究所

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里山里海湖の自然
  •  4月6日、里山里海湖研究所の湖岸で、シラウオが小さな群れで泳ぐのが観察されました。気温が高くなり波が適度に打ち寄せたこの日、半透明の細い体のシラウオは湖岸近くを波にもまれるように泳いでいました。そこへ1羽のアオサギが飛来しじっと水面を見つめ、時たま首を伸ばして餌をとっていました。
     
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    シラウオが画面中央にかすかに見えます

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      湖岸にたたずむアオサギ
  •  4月10日、里山里海湖研究所の屋根で、イソヒヨドリがツツピーコーと美しいさえずりを聞かせてくれます。体の上面が青藍色のオスの近くにメスもやって来ました。メスは上面が灰黒褐色で腹は黄褐色のウロコ模様です。近くで繁殖するかもしれません。
     三方湖に目を向けると、湖上空をヒヨドリの群れが100~200羽で一つの群れになって西から東に渡って行きます。時々ハヤブサを恐れて湖上空に出た群れが一斉に戻ってくるのが見られました。ヒヨドリの春の渡りが始まっています。
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    イソヒヨドリのオス

    イソヒヨドリのメス

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    三方湖上空を渡るヒヨドリ 100~200羽で一つの群れとなっているヒヨドリ
  • 嶺北では初雪が降り、いよいよ冬本番ですね。
    三方五湖では11月から2月にかけて約1万羽の水鳥が渡ってきてきます。研究所の野鳥観察コーナーからは、カルガモに混じってオオバンやカンムリカイツブリが湖面を泳ぐ姿が見られるようになりました。時には珍しいハシビロガモが岸辺近くに来ることもあります。ハシビロガモは平たい嘴で水面の水草をすくって食べるので、湖面をジグザグに縫うように泳ぎます。嘴も泳ぎ方も特徴的なので、双眼鏡で簡単に見分けることができますよ。また、菅湖ではホシハジロやマガモ、久々子湖ではキンクロハジロ、オナガガモなどが間近に見られます。研究所では三方五湖周辺で見られる主な水鳥を掲載した小冊子をお配りしていますので、晴れた日には水鳥の観察を楽しんでみませんか?

     
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    ハシビロガモのメス





     
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     若狭町内の田んぼに今年もハクチョウがやってきました。オオハクチョウ(写真左)とコハクチョウ(写真右)です。この田んぼは「冬水たんぼ」といって、冬でも水が張ってあるのでハクチョウが着水しやすくなっています 。水中にはたくさんの生物がいて、ハクチョウなどの餌になり、鳥の糞は田んぼの肥料になります。冬水たんぼは生物多様性を守ることにつながっています。
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     多数のサケがはす川(福井県若狭町)を遡上し、産卵しています。 サケは自分が生まれた川の「臭い」を覚えていて、同じ川に帰ってくると言われていますが、はす川の場合、日本海から三方五湖(浦見運河)を通らなければ川に達することができません。大きくたくましい姿と生命力の強さに感動しました。
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     研究所の入口に立つカツラの木が黄色く色づきはじめ、秋の到来を感じます。隣に道の駅を建設していますので、駐車場が少し狭く、ご不便をおかけしています。周辺にあるどんぐりのなる木を撮影してみました。かわいい作品づくりが楽しみな季節です。是非、来所のうえ、作品づくりに挑戦してみてください。お待ちしています。
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    自然観察指導員より詳しく説明
    していただきました
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    スカイツリー(632m)より標高の高  い場所から湿原全体を観察しました。
     
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     ミズチドリ(絶滅危惧種)が美しい
    花を咲かせていました。ラベンダー
    のような優しい匂いがしました。
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     モウセンゴケ(食虫植物)とオオミズ ゴケ(準絶滅危惧種)が寄り添ってい ました。
      <自然観察指導員からは、大好きな素晴らしい湿原をいつまでも保全していきたいとの話がありました。>
  •  1000匹のウナギの稚魚にイラストマー標識を施し三方湖に放流(鳥浜漁協)しました。当研究所の職員5人も協力をしました。

     
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    海部先生(中央大学)に説明を受けて
          
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              まず、ウナギに麻酔をかけます
     
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             注射器を使って標識の注入です
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            三方湖へ放流しました 
     
    腹びれに緑色(蛍光)色素が注入された標識ウナギを見かけた方は、鳥浜漁業協同組合(0770-45-0005)まで連絡をお願いしたいとのお話がありました。海部助教授が絶滅危惧種に掲載されたウナギの生態について解析されます。
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    研究所周辺の山にはアブラギリの白い花が咲いています。昔は、実を絞って油をとっていました。山沿いには結構たくさん見られます。
     三方湖の周辺は、湖畔一面に白かったハマダイコンも、今では大きな実をつけています。代わって、黄色く大きなキショウブの花が目立ちます。路傍には、麦秋を思わせるかのようにコバンソウが黄金色になり、風に揺れています。連日30℃近い猛暑が続いていますが、キショウブの花が暑さを忘れさせてくれています。
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    27日(火)に鳥浜漁協の方々に同行して、ウナギ稚魚放流を取材してきました。この日放流されたのは、約5㎏入りの袋(左写真)を30袋で、三方湖の中で1年~2年かけて大きく成長するということです。町役場の方も同行されており、湖の生物を守ろうとする取り組みであると感じました。

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