今年一番の寒波が福井県嶺南地方に到来し、観察棟のまわりにも
多くの積雪がありました。強い風が吹くと、湖には大きな波が立ち
周りの景色も一変します。
そんな中でも、湖上の鳥たちは平気そうな表情で波に揺られています。
マガモ、カルガモ、ミコアイサ、ヒドリガモ、ミサゴ 等々。
生き物の力強さを感じています。
ところで、観察棟内では1月24日より、「三方五湖自然再生協議会」
によるパネル展示が始まっています。
この協議会は、『多様な主体によって自然再生を実現する』ことを
目標に掲げ設立されました。6つの部会に分かれ、それぞれの目的に
向かって活動してきたことがパネルにまとめられています。
例えば、自然護岸再生部会のパネルでは、石や砂などを活用した
自然護岸を新たに設置することにより、多様な生き物の生息環境を
整備したことなどが紹介されています。
ぜひ、観察棟にお立ち寄りいただき、様々な活動をご覧ください。