12月に入り、季節が一気に進みました。
先日は、近くの山に雪が降り、いよいよ冬が来たことを感じさせられました。
観察棟から見える三方湖にも変化が訪れています。
冬の風物詩「たたき網漁」が解禁され、操業が始まりました。
最近は、ミミカイツブリやハジロカイツブリの集団が飛来し、
4~50羽、時には100羽以上もある集団で、右に左にと移動しながら
集まったり広がったり、潜ったりしながらコミュニケーションを
取っているかのようです。
様々な種類のカモも増えてきて、湖面を賑わわせています。
ミサゴもやってきて、木の上から鋭い目つきで獲物を狙っています。
観察棟の水槽内のフナやコイたちは、水温も下がりじっとしている
ことが増えてきました。
猿団子ならぬフナ団子のようで、お客さんたちの笑いを誘っています。
北陸の冬は天気が変わりやすく、晴れたり降ったりを繰り返すことも
多くなります。そんな日は、虹がよく現れます。
湖面から立ち上がるようにかかる虹が見えることもあります。