スタッフ記憶箱シリーズ③
三方湖畔で観察できる野鳥の中でも人気があるのがカワセミです。カワセミは、頭から背中にかけて鮮やかなコバルトブルーの羽毛を持ち、全長20㎝に満たない大きさですが、長いくちばしをもっています。
水辺の低い木や杭の上にとまって湖面に小魚が近づくのを待ち、タイミングよく水中に飛び込んで魚を捕えます。そして、すぐさま身をひるがえして元の居場所に戻ります。その野性的な動きは、見ている人の目をくぎ付けにします。
三方湖畔ではいつも出会えるわけではありませんが、運よく出会えたときにはちょっとした感動を味わえる鳥です。
三方五湖自然観察棟の下には鳥浜漁協の船揚げ場と桟橋がありますが、この写真はその桟橋の手すりにとまっているところです。
あとの写真も桟橋の杭の上と、すぐそばの木の枝にとまったところを撮影したものです。ただ、カワセミは長居はせず、すぐに居場所を替えてしまうことが多いので、なんとか撮影できた時はうれしい限りです。