福井県里山里海湖研究所

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里山里海湖研究所の所員が、日々体験したこと、感じたことを綴っていくブログです。
  •  立春も過ぎ、天気が良い日は日差しも春のようにやわらかくなってきました。三方五湖は、やはり青空を映すと美しさが引き立ちます。
     湖で見られる鳥たちも、どこか春待ち顔のような気がするこの季節です。

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                                パンダ顔のミコアイサ、白がひときわ美しい

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      シラウオをねらうカンムリカイツブリ     魚をキャッチするのが巧みなミサゴ

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      桟橋で暖を取るのか、カルガモたち       水田で食事に忙しいコハクチョウたち

     新型コロナウィルスに関しては「福井県感染拡大警報」発令中ですが、感染予防対策をとって三方五湖へおいでください。豊かな自然の中できっと心のリフレッシュができますよ。

     

  • 展示・体験

     午前中は少々雨もぱらつきましたが、前々日からの雪の影響もなく、午前、午後とも三方湖畔をゆったりと歩きながら野鳥を観察することができました。

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     観察できた多くは、マガモ、カルガモで、他にはカワウ、カイツブリ、オオバン、オナガガモ、あと、鳴き声だけでしたがハス川沿いのヨシ帯にコガモが潜んでいることがうかがえました。水鳥ではないですが、福井県の県鳥であるツグミが縄文ロマンパーク内を低く飛ぶ姿や、イソヒヨドリ、ジョウビタキを見たと報告した参加者もいました。
     講師の野鳥の会の方の解説では、渡り鳥がペアとなり繁殖するためには越冬地である日本にいるときから相手を探し始める必要があるとのこと。今日の水鳥の様子を見ていると多くは既に相手が決まってきているようでした。

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     屋外の水鳥観察会は1時間程でしたが、家族でゆったりと自然の中で(里湖空間の中で)過ごせたのは家籠り時間の長くなった子ども達には良い想い出として残るのではないでしょうか。

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     自然観察棟に戻ってからは、研究所自慢の薪ストーブで暖をとりながらサツマイモを焼く体験をしていただきました。パチパチ燃える炎を見て過ごす時間もおつなものです。薪ストーブの魅力が少しでも伝わったかな?

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    (参加者が焼き芋を焼いています) (まきストーブのメーカーによる解説)

     さて、今回は新型感染症拡大防止のため、各回あたりの参加組数を5組までと少な目に設定しました。多くの参加申し込みをいただきましたが、やむなくお断りさせていただいたグループもあり、申し訳なく思います。水鳥はイベント実施の時以外にもいますので、冬はいつでも自然観察棟に来てゆっくりとお過ごしください。

  •  野鳥の会のYさんから、「自然観察棟に」ということで、水鳥のぬいぐるみを2体いただきました。
    マガモとミコアイサです。なんという完成度の高さでしょう!
    自然観察棟の冬季イメージキャラクターにしようと思います。
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    ということで、皆様からそれぞれ愛称を募集したいと思います。
    応募される方は、1月中に下記にメールをお願いします。
    (申し訳ありませんが採用されても特典は準備していません。ご容赦ください。)

     satoyama@pref.fukui.lg.jp

    それから、水鳥観察会参加者募集のご案内です。
    ○日時:1月31日(日)、2月14日(日)
     いずれも①10:00~11:30
         ②13:00~14:30
         各回5組まで
    ○参加費:50円/人、材料費100円/組
    ○講師:日本野鳥の会福井県支部 嶺南ブロックのみなさん
    ○その他:薪ストーブ体験会も行います。
       観察会の最後に薪ストーブを使って焼き芋を焼きます。
       ストーブの詳しい説明も行います。お楽しみに!
    詳しくは↓
    【1/31、2/14開催】「冬の水鳥観察会in三方湖」参加者募集中!|新着情報|福井県里山里海湖研究所 (fukui.lg.jp)

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  •  12月に入っても比較的暖かい日が続いていましたが、ついに寒波到来です。12月16日、初雪となりました。三方五湖も白く雪化粧して景色が一変、冬本番を迎えました。
     
     この寒波とともに、北からたくさんのカモの群れがやってきました。久しぶりに見るにぎやかな景色です。渡り鳥にはこれくらいの寒さはどうということもないのでしょう。グワッ、グワッと大きな鳴き声が響き渡っています。

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     縄文ロマンパークの竪穴式住居も、ご覧のとおり白く雪化粧して、ふだんとは違う趣きです。遊歩道の落葉樹には茶色い葉がまだたくさん残っていて、急に寒くなったことを教えてくれています。
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     これから年末年始を迎えますが、コロナ禍の年の瀬です。くれぐれも健康と安全には気をつけたいものですね。
     

  • 展示・体験

     令和2年11月28日(土)に今年3回目となる里山あそび教室「親子縄文たんけんたい」を開催しました。

     当日はあいにくの雨となりましたが、7組27名の方に参加していただきました。
     当初の予定では、前半にたんけんマップを持って縄文ロマンパークを探検し後半にネイチャークラフトをする予定でしたが、雨がやまないため、屋根のある場所でネイチャークラフトを中心に行いました。一部しかできなかったロマンパークの「たんけん」は、後日家族ごとに時間をつくっていただく形となりました。とても寒い中でしたが、子供たちは、自分たちが作る工作の材料(ドングリや松ぼっくり、ペッチンなど)を興味津々に選んでいました。
    ※ペッチン・・・箸づくりの廃材
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     自分の材料を選んだ後は、グルーガンを使って接着していきました。参加者は、グルーガンを使ったことがある人が多く、慣れた手つきで作品を作り上げていました。ひとつひとつが魅力のある作品で、見ている側も魅きつけられるものばかりでした。
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    IMG_0976.JPGIMG_0975.JPGIMG_0977.JPG【参加者の作品集】
     ネイチャークラフトがひと段落した後は、たんけんマップの指示にある通り、“縄文人になりきれ”ということで縄文時代の衣装に着替えていただきました。縄文博物館からお借りした衣装は、参加者もどれにしようか迷うほど様々な種類があり、着替え終わると記念に、竪穴住居を背景にして写真撮影を行っていました。
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     また今回は、若狭三方縄文博物館友の会DOKIDOKI会さんが竪穴住居の火焚きをされており、サツマイモを焼いて参加者にふるまってくださいました。薄暗い竪穴住居の中は、外の雨の音も聞こえず、パチパチと燃える焚火で温かいので、まるで別世界にいるようでした。参加者の中には、長時間竪穴住居の中で過ごし、冷えた体を温めながら焼きイモを食べていた方もいました。DOKIDOKI会のみなさんどうもありがとうございました。
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     天候がすぐれずとても寒い一日でしたが、参加者の方のアンケートでは、「寒い以上に楽しめた。」「親子で楽しい時間を過ごせた。」などうれしい回答をいただきました。
     今回、「たんけん」は十分にできませんでしたが、ぜひまた天気の良い日にたんけんマップを持ってロマンパークの中を駆けめぐって欲しいと思います。
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  •  10月中旬から11月上旬、秋も後半の三方湖の景色です。
     今年も気温が高めに推移しているため、自然の移り変わりも平年に比べると遅めです。

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     湖畔のミゾソバの群生です。淡いピンクの小花が絶え間なく風にゆれてきれいでした。近くにはオニグルミが大きな実をつけていました。(10月14日、秋晴れの好天でした)
     
     0005.jpg 寒気が流れ込み風の強い日でしたが、カモの群れがやってきました。これから寒くなるにつれて数が増えていくでしょう。(10月29日)

     0006.jpg 川面を行き来するオオバンの群れがいくつも見られました。頭を前後にふりながら前へ進みますが、潜水も上手です。(11月1日)

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     紅葉が鮮やかになりました。それを眺めているわけではないでしょうが、屋根の上に二羽のトンビが休んでいました。風も穏やかでときどき日差しも見られる一日でした。(11月6日)
     
     秋の暮れ 道にしゃがんで 子がひとり 【高浜虚子】     もうこんな情景は見られなくなりましたね。 
     

  • 展示・体験

    令和2年10月25日(土)に今年2回目となる里山あそび教室「森のハンガーを作ろう」を開催しました。

    残念ながら体調が悪く欠席となった方もいましたが、14名の親子に参加いただきました。

     

    会場の若狭町縄文ロマンパークには、クヌギやコナラなどのどんぐりの木をはじめ、いろいろな種類の木があります。(一社)SwitchSwitchの阪野真人さんの指導のもと、ハンガーの材料集めからスタートしました。


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    ハンガーの材料になりそうな木の枝を探します。まずは木をじっくりと観察。

    ゆるいカーブの枝は肩をかける部分になりそう。

    フックになりそうな二股の枝はどの木にあるかな?

    よい枝を見つけたら、自分でノコギリを使って切り、ハンガーの材料となる部分を切り出します。
    (※許可を得て樹木を伐採しています。)


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    小刀を使って、枝の先を削り、なめらかにしていきます。

    鉛筆を削るように、丁寧に。初めて小刀を使う子どもたちもいて、見守る大人も緊張していましたが、頑張っていました。

    最後に、二本の枝をロープでくくりつけて、オリジナルの素敵なハンガーが出来上がりました。

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  •  小浜市飯盛寺周辺の山々で実施される加斗小学校ふるさと学習のため、本日下見と打ち合わせを行いました。
     猟友会の大椿さんと、加斗公民館の木村館長、飯盛寺の副住職を交え、当日のタイムスケジュール、危険個所、現地散策コースの確認を行いました。

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     植林された針葉樹林と雑木林の違い、いろいろな獣の痕跡等も見つかり、人間生活と自然の関係、森と海の関係等に気づきや考えを巡らせる素材があります。ふるさと学習の当日が楽しみです。

     さて、飯盛寺といえば、昨年「竹林管理と利用の講習会」を開催し、モデルとなる竹ハウスを設置したところです。竹ハウスは本年3月以降モニタリングできておらず気になっていたのですが、無事でした。さすがに色はくすんできましたが、強度はまだ十分。野菜づくりもされていて、今のところ、無事に利用していただいているようです。
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  • 展示・体験

    令和2年9月26日(土)に里山あそび教室 「レッツ!SATOYAMAいんぐりっしゅ」を開催しました。
    アメリカ出身のヘイデン・シェッソンさんと縄文ロマンパークを歩きながら、自然を学び、英語に親しむ企画です。

    あいにくの小雨でしたが、10組、33名の親子に参加いただきました。

     

    まずは、英語で「はじめまして」のご挨拶。恥ずかしそうな子も、がんばって答えていました。そして、ヘイデンさんの出身地のアメリカ・ルイジアナ州のお話を聞きました。ルイジアナ州ではザリガニを家庭料理で食べること、森はなくて沼が多く、ワニがたくさんいること、など、日本との違いに皆興味を持って聞いていました。


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    さあ、縄文ロマンパーク散策に出発です。

    案内は、(一社)SwitchSwitchの阪野真人さん。植物や昆虫を見つけたら里山クイズが始まります。

    「猫じゃらし」って、英語でなんというのかな?ある動物のしっぽに似ていることからついた名前だよ。

    ・松ぼっくりに似ていることから名前のついた果物ってなんだろう?

    ・三方湖にも住んでいる「ナマズ」も、ある動物に似ている魚として英語で名前がついているんだよ。

    正解は、ヘイデンさんから発表です。正しい発音も教えてもらいました。

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    縄文ロマンパークを一回りした後に、皆でいろんな葉っぱを探しました。

    見つけた葉っぱを集めたら、ヘイデンさんから英語で質問。

    ・一番大きな葉っぱはどれでしょう?

    ・一番長い猫じゃらしはどれでしょう?

    少し難しいけれど、皆で考えて答えていました。
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    最後は、英語で「さようなら」のご挨拶。

    最初の挨拶では恥ずかしがっていた子供たちも、元気に、「See you again!」


     


     
  • 福井市柿谷町は、6世帯しかありません。しかしながら夢の溢れる集落だと思います。
    今日は20歳代の若者から最高齢80歳超の方までの幅広い世代の参加をはじめ、また、集落出身で今は福井市の町中に出られた方も応援参加し、ふるさとの神社周りの藪化した斜面を整備しました。
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             参加されたみなさん

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        道沿いの草刈り作業       生い茂ったモウソウチクの伐採

    まだまだ時間と労力は必要かと思いますが、ゆくゆくはライラックの苗木をたくさん植樹してオンリーワンの集落にしていく計画とのこと。ライラックはヨーロッパでは香水の原料に使われたりしています。花木を楽しむだけではなく、そこから地域資源として活用していくこともできます。魅力あるふるさとを作り出そうとするエネルギーには感服いたします(^-^)。
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      大きな雑木が切り倒されると、斜面に新たに光が差し込みます。

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    視察は2時間しかできませんでしたが、その後も作業を続けられたようです。このような地域が福井県全体のエネルギーになっていくと感じながら柿谷町を後にしました。
    みなさん、怪我のないよう、疲れを残さないよう明日のお仕事頑張ってください。

     


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