福井県里山里海湖研究所

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里山里海湖の自然
    • 花粉と種子
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    これはゴーヤー(ツルレイシ、ヘチマと同じウリ科の植物)の花粉です。比較的大きくて、肉眼でも粉のように見えます。
    種子(たね)をつくる多くの草木は、おしべの先端にある葯(やく)の中に花粉があります。マツやスギも種子でふえる(マツの種子は松かさの中にあります)ので花粉をつくりますが、種子をつくらないワラビやゼンマイなどは花粉もつくりません。
     
    • 花粉の運ばれ方

     ♪チョウチョ、チョウチョ、ナノハにとまれ の菜の葉(キャベツやアブラナなど)の花粉は、チョウなどの昆虫が花の付け根にある蜜線の蜜を吸いに来たときに、虫の身体に着いてめしべに運ばれます。
    一方、そのようなしくみを持たないスギの雄花にある花粉は、別の枝にある雌花まで風に飛ばされて運ばれます。風まかせの運び方なので、その分大量に飛んで私たちに花粉症を引き起こしたりします。
     
    • 花粉の形

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    上の図はマツの花粉と雄花です。マツもスギと同様に花粉は風に運ばれます。
    マツの花粉には左右に空気袋がついていて、風に飛ばされやすくなっています。
    花粉が運ばれやすくなるしくみは、虫が花粉を運ぶ花にも見られます。
     
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    この図はマーガレットの花粉と花です。花粉の形はギザギザになっていて、蜜を吸いにやって来る虫のからだにくっつきやすくなっています。
     
     
    • 花粉を見てみよう

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    このように自然観察棟では、身近な草木約30種類の花粉を、顕微鏡のスクリーンで見ることができます。学校では花粉を、ヘチマは小学5年の夏に、マツは中学1年の春にそれぞれ学習します。予習や復習を兼ねて気軽に見に来てみませんか?また、「花粉症の原因を目で見たい」と思われる方もぜひどうぞ。
    さらに「この花の花粉が見たい」と思われる方は、咲いている花の部分2~3本を1種類ずつ古封筒などに入れて持ってきてもらえると、比較的大きな花粉ならセロテープに花粉をつけて顕微鏡で見ることができます。顕微鏡スクリーンの映像を自分のカメラで撮って、夏休みの自由研究に使うこともできそうです。事前に電話で連絡をいただけると、相談員が調整して対応しますので気軽に来てみてください。(℡ 0770-45-3581)

     

     

  •  桜も咲いて春本番です。三方湖の周りにも春の風が吹きわたり、木々も花を開かせたり緑の葉を広げ始めたりと、生き生きとしてきました。冬鳥たちは概ね北国へ帰っていきました。

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     道沿いのカツラの木が芽吹いています。   青年の家の向こう側には山桜が。

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     こぶしの花、アジサイの若葉も春を告げています。
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    感染予防対策をして三方五湖へおいでください。豊かな自然の中で心のリフレッシュができますよ。

     

  •  立春も過ぎ、天気が良い日は日差しも春のようにやわらかくなってきました。三方五湖は、やはり青空を映すと美しさが引き立ちます。
     湖で見られる鳥たちも、どこか春待ち顔のような気がするこの季節です。

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                                パンダ顔のミコアイサ、白がひときわ美しい

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      シラウオをねらうカンムリカイツブリ     魚をキャッチするのが巧みなミサゴ

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      桟橋で暖を取るのか、カルガモたち       水田で食事に忙しいコハクチョウたち

     新型コロナウィルスに関しては「福井県感染拡大警報」発令中ですが、感染予防対策をとって三方五湖へおいでください。豊かな自然の中できっと心のリフレッシュができますよ。

     

  •  野鳥の会のYさんから、「自然観察棟に」ということで、水鳥のぬいぐるみを2体いただきました。
    マガモとミコアイサです。なんという完成度の高さでしょう!
    自然観察棟の冬季イメージキャラクターにしようと思います。
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    ということで、皆様からそれぞれ愛称を募集したいと思います。
    応募される方は、1月中に下記にメールをお願いします。
    (申し訳ありませんが採用されても特典は準備していません。ご容赦ください。)

     satoyama@pref.fukui.lg.jp

    それから、水鳥観察会参加者募集のご案内です。
    ○日時:1月31日(日)、2月14日(日)
     いずれも①10:00~11:30
         ②13:00~14:30
         各回5組まで
    ○参加費:50円/人、材料費100円/組
    ○講師:日本野鳥の会福井県支部 嶺南ブロックのみなさん
    ○その他:薪ストーブ体験会も行います。
       観察会の最後に薪ストーブを使って焼き芋を焼きます。
       ストーブの詳しい説明も行います。お楽しみに!
    詳しくは↓
    【1/31、2/14開催】「冬の水鳥観察会in三方湖」参加者募集中!|新着情報|福井県里山里海湖研究所 (fukui.lg.jp)

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  •  12月に入っても比較的暖かい日が続いていましたが、ついに寒波到来です。12月16日、初雪となりました。三方五湖も白く雪化粧して景色が一変、冬本番を迎えました。
     
     この寒波とともに、北からたくさんのカモの群れがやってきました。久しぶりに見るにぎやかな景色です。渡り鳥にはこれくらいの寒さはどうということもないのでしょう。グワッ、グワッと大きな鳴き声が響き渡っています。

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     縄文ロマンパークの竪穴式住居も、ご覧のとおり白く雪化粧して、ふだんとは違う趣きです。遊歩道の落葉樹には茶色い葉がまだたくさん残っていて、急に寒くなったことを教えてくれています。
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     これから年末年始を迎えますが、コロナ禍の年の瀬です。くれぐれも健康と安全には気をつけたいものですね。
     

  •  10月中旬から11月上旬、秋も後半の三方湖の景色です。
     今年も気温が高めに推移しているため、自然の移り変わりも平年に比べると遅めです。

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     湖畔のミゾソバの群生です。淡いピンクの小花が絶え間なく風にゆれてきれいでした。近くにはオニグルミが大きな実をつけていました。(10月14日、秋晴れの好天でした)
     
     0005.jpg 寒気が流れ込み風の強い日でしたが、カモの群れがやってきました。これから寒くなるにつれて数が増えていくでしょう。(10月29日)

     0006.jpg 川面を行き来するオオバンの群れがいくつも見られました。頭を前後にふりながら前へ進みますが、潜水も上手です。(11月1日)

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     紅葉が鮮やかになりました。それを眺めているわけではないでしょうが、屋根の上に二羽のトンビが休んでいました。風も穏やかでときどき日差しも見られる一日でした。(11月6日)
     
     秋の暮れ 道にしゃがんで 子がひとり 【高浜虚子】     もうこんな情景は見られなくなりましたね。 
     

  •  小浜市飯盛寺周辺の山々で実施される加斗小学校ふるさと学習のため、本日下見と打ち合わせを行いました。
     猟友会の大椿さんと、加斗公民館の木村館長、飯盛寺の副住職を交え、当日のタイムスケジュール、危険個所、現地散策コースの確認を行いました。

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     植林された針葉樹林と雑木林の違い、いろいろな獣の痕跡等も見つかり、人間生活と自然の関係、森と海の関係等に気づきや考えを巡らせる素材があります。ふるさと学習の当日が楽しみです。

     さて、飯盛寺といえば、昨年「竹林管理と利用の講習会」を開催し、モデルとなる竹ハウスを設置したところです。竹ハウスは本年3月以降モニタリングできておらず気になっていたのですが、無事でした。さすがに色はくすんできましたが、強度はまだ十分。野菜づくりもされていて、今のところ、無事に利用していただいているようです。
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  • 福井市柿谷町は、6世帯しかありません。しかしながら夢の溢れる集落だと思います。
    今日は20歳代の若者から最高齢80歳超の方までの幅広い世代の参加をはじめ、また、集落出身で今は福井市の町中に出られた方も応援参加し、ふるさとの神社周りの藪化した斜面を整備しました。
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             参加されたみなさん

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        道沿いの草刈り作業       生い茂ったモウソウチクの伐採

    まだまだ時間と労力は必要かと思いますが、ゆくゆくはライラックの苗木をたくさん植樹してオンリーワンの集落にしていく計画とのこと。ライラックはヨーロッパでは香水の原料に使われたりしています。花木を楽しむだけではなく、そこから地域資源として活用していくこともできます。魅力あるふるさとを作り出そうとするエネルギーには感服いたします(^-^)。
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      大きな雑木が切り倒されると、斜面に新たに光が差し込みます。

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    視察は2時間しかできませんでしたが、その後も作業を続けられたようです。このような地域が福井県全体のエネルギーになっていくと感じながら柿谷町を後にしました。
    みなさん、怪我のないよう、疲れを残さないよう明日のお仕事頑張ってください。

     

  •  9月に入り、台風9・10号が連続して日本にやってきました。九州・南西諸島をはじめとして西日本から東日本にかけて大きな影響を受けました。福井県は進路から遠かったため大きな被害はありませんでした。
     台風10号が接近した7日(月)の三方湖畔の様子を紹介します。
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     強風が吹きつける三方湖。波がしぶきとなって吹き荒れます。そんな中、一羽のダイサギが飛び立ちました。風の当たりにくい場所へ移動するのか、あおられながらも飛んでいきました。
     
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     湖畔のネムノキは枝が一本折れて垂れ下がっていました。ハス川河口のヒシの群生は波に揺られて上下動を繰り返します。川面にも白波が立っていました。

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     生き物たちはこの風の中でどうしているのだろう?
     そう思って草の陰などを観察すると、いました、いました。まず、ヒョウモンチョウです。地面に近い草枝に取り付きながら羽根を開いたり閉じたりしています。可哀そうですが、左の羽根が一部欠損していました。
     次に見つけたのがオオイトトンボです。こちらも飛ばされないようにしっかりと葉に取り付いてじっとこらえているようです。小さな生き物たちも懸命なんだと実感しました。

     コロナウィルス感染症が続いていますが、私たちも辛抱強く毎日を生活したいものです。

  •  8月に入り梅雨も明けました。縄文ロマンパークの小径を歩くと、真夏の強い日差しはありますが、濃い緑に心がほっとします。
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     池に群生するヒシです。ヒシの葉をえさにする虫がいて、たくさんの食べ跡が見られます。分かりづらいですが、右の写真の中央にヒシの白い花が咲いています。1㎝ほどの小さな花です。8月2日時点ではまだわずかですが、これから順次開花するでしょう。

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     小径の左右は、葛や雑草が大きく繁り、人の背丈を凌ぐ高さになっています。右の写真では、何の木か分かりませんが、完全に葛に蔽いつくされてしまっています。

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     ドングリに目を向けると、どれも小さなかわいらしい実がふくらみ始めているのが分かります。暑い毎日が続きますが、自然の中ではもう秋に向かう営みが始まっているようです。

     付けたしですが、これをご覧になったみなさん、引き続きコロナ感染予防を心がけて暑い夏を乗り切りましょう。
     


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