2018.10.03 三方湖の野鳥 2018年10月3日 センダイムシクイ 2018年10月3日 センダイムシクイ 三方湖の南岸にある「縄文ロマンパーク」のコナラやクヌギの林はたくさんの方々の努力によって作られたものです。 その林を渡り鳥たちが立ち寄り、いっときエサをとり、また次の場所へ渡っていきます。今日はムシクイ科のセンダイムシクイが 樹冠部分でエサを採っていました。越冬地の東南アジアまで無事にたどり着いてほしいと思います。 【確認種】 ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・オナガガモ・ハシビロガモ・キンクロハジロ・カイツブリ・カワウ・ゴイサギ・アマサギ・アオサギ・ダイサギ・チュウサギ・コサギ・オオバン・バン・ミサゴ・トビ・アカゲラ・ハシボソガラス・ツバメ・イワツバメ・ヒヨドリ・イソヒヨドリ・スズメ・セグロセキレイ・キセキレイ・シジュウカラ・エナガ・モズ 2018.09.28 湖畔の秋 9月も末となり、三方湖畔の秋の色も濃くなってきました。この頃の里山里海湖研究所周辺の景色を紹介します。 まずは、リーンリーンといい音色を響かせているのがアオマツムシです。巧みに羽を小刻みに擦りあわせていました。しばらくの間目と耳で楽しませてもらいました。 次はコブシの実です。赤く色づいていて、いかにも秋だなと感じさせてくれます。 次はシジミです。図鑑で調べてみると、シジミはたくさんの種類があってどれがこのシジミなのかよく分かりません。ツバメシジミが似ているようですが、はっきり分かる方がいらっしゃれば教えてください。そして、川沿いにはハギがたくさん咲き始めています。秋の七草のひとつですね。 おしまいはヒガンバナ。さすがにタイミングよく彼岸のころに赤い花を大きく開かせます。梅丈岳と鰣川を背景に撮影してみました。 現在福井県里山里海湖研究所では「彼岸花のある里風景写真コンテスト」を開催中です。詳しくは研究所のホームページをご覧いただくか、里山里海湖研究所(電話0770-45-3580)までお問合せください。 2018.09.19 三方湖の野鳥 2018年9月19日 ソリハシシギ 2018.9.19 ソリハシシギ 三方湖に流れ込む「はす川」の河口で渡りの途中のソリハシシギを見つけました。シギ・チドリ類は8月に秋の渡りが見られるようになりますが、くちばしが少し反った灰褐色のソリハシシギがヒシの繁茂した水面を飛んできました。 今日は久々にカンムリカイツブリ(夏羽)も河口で姿を見ることができました。また、高い空を南へ渡るサシバが飛んでいきました。 【確認種】 ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・キンクロハジロ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・カワウ・ゴイサギ・アマサギ・アオサギ・ダイサギ・チュウサギ・コサギ・オオバン・ミサゴ・サシバ・トビ・ハヤブサ・ハシボソガラス・ツバメ・ヒヨドリ・オオヨシキリ・イソヒヨドリ・スズメ・セグロセキレイ・モズ・ソリハシシギ 2018.09.14 三方湖の野鳥 2018年9月14日 アオサギ♡スタイル 2018.9.14 アオサギ♡スタイル 「三方湖の野鳥」の更新を久しぶりに行います。明日は「年縞博物館」の開館です。元の「里山里海湖研究所」の建物(2階建)は「三方五湖自然観察棟」となって7月20日にリニューアルオープンしています。望遠鏡を並べお待ちしております。 さて、激しい暑さの夏が過ぎ、2つの猛烈な台風が通過し、一気に秋の雰囲気となりました。 アオサギは毎日「観察棟」桟橋にやって来ます。今日は翼を♡型に広げ、日光浴。 目を高空に向けましたら、ハチクマが西に向かって飛んでいました。タカの渡りが始まっています。 【確認種】 ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・キンクロハジロ・カイツブリ・カワウ・ゴイサギ・アマサギ・アオサギ・ダイサギ・チュウサギ・コサギ・オオバン・アマツバメ・ミサゴ・ハチクマ・トビ・ツミ・カワセミ・ハヤブサ・ハシボソガラス・ツバメ・イワツバメ・ヒヨドリ・オオヨシキリ・イソヒヨドリ・スズメ・キセキレイ・ハクセキレイ 2018.08.30 暑さは続いているけれど・・・・・ 猛暑日が続いたこの夏ですが、8月から9月へと月替わりの時期となりました。 (台風20号接近前日の三方湖) 先日は台風20号が強風をもたらしましたが、暑い中にも秋の気配が感じられます。 三方湖ではヒシの葉が茶色くなり始め、そこへえさを求めるサギたちがやってきて白い姿が目立っています。写真のように「三方五湖自然観察棟」のすぐそばにも来ることがあります。 その観察棟の真下の船置き場には、今年生まれたボラの仲間が餌を求めて数多く集まってきています。ひしめき合うような様子に、訪れた人たちもびっくりしています。 これはシオカラトンボの雄ですが、アカトンボが多く見られるのも間近でしょう。季節は少しずつ秋に向かっているようです。 2018.08.01 季節の変化をたどってみました 時の経つのは実に早いものですね。大雪に悩まされたのがつい数か月前でしたが、今は逆に強烈な暑さが続いています。そこで、年明けからこれまでに撮り溜めた写真で季節の移ろいをたどってみました。 1月11日 新春の三方湖と梅丈岳 1月21日 虹の架け橋 2月8日 本格的な雪 3月1日 年縞博物館の様子 3月29日 桜が一気に満開 4月18日 葦の緑が鮮やかに 5月1日 博物館展示棟の様子 5月10日 黄菖蒲が美しい 5月22日 モンシロチョウ飛び交う 5月25日 ヒシの調査 6月7日 湖畔のクルミ 同日のオオイトトンボ 6月9日 湖畔のアジサイ 6月19日 ヒシ刈り船試運転 6月21日 ベニシジミ 7月5日 西日本豪雨時の三方湖 7月21日 三方五湖自然観察棟リニューアルオープン 夏休みになって、家族や友達と訪れる人が多くなりました。とても賑わう毎日です。これをご覧になったみなさんも、どうぞ「里山里海湖研究所三方五湖自然観察棟」にお越しください。 2018.07.24 里山里海湖研究所三方五湖自然観察棟がオープン 暑い毎日が続いています。命に関わるほどの猛暑ですから、十分注意したいですね。 さて、里山里海湖研究所は、9月15日オープン予定の「年縞博物館」に引っ越しました。 これまでの「さとけん」の建物は、「里山里海湖研究所 三方五湖自然観察棟」と名前を変えて、リニューアルオープンしました。 これは入口です。「福井県里山里海湖研究所」の大きな表示は移動して、こんなふうに変わりました。 開館時間などの表示と、デッキからの三方湖の眺めです。 観察棟の中です。広々としたスペースから三方湖の自然を満喫することができます。これをご覧になったみなさん、ぜひおいでください。 2018.07.05 大雨警報下の三方湖 7月5日(木)です。全国的に梅雨前線が活発になり、大雨の地域が広がっています。三方五湖も同様です。風はほとんどありませんが、時折大粒の雨が激しく降り、湖面には雨がつくる「紋様」が縞を成しています。 梅丈岳は雨でかき消されて全く見えません。こういう日もそうそうありません。 湖面の水位は午前中から少しずつ上昇してきました。桟橋の高さに近づいています。どこまで上昇するのか気になるところです。 昨年は台風の影響によって、湖に近い水田は水路も農道も圃場も同じように水をたたえている時期がありました。稲刈りの後だったので、まだよかったのですが、心配な降り方です。 水辺の鳥たちはどこでこの雨をしのいでいるのでしょう。持って生まれた能力で、この大雨に耐えながらじっとしているのかもしれません。 2018.06.28 三方湖の野鳥 2018年6月28日 ハクセキレイ幼鳥 2018年6月28日 ハクセキレイ幼鳥 さまざまな鳥たちがヒナをかえし、親鳥に連れられた巣立ちビナを見かけるようになりました。 ハクセキレイの親鳥が2羽の巣立ちビナを連れていました。ミシシッピアカミミガメの産卵の真っ最中でハクセキレイはすぐに避けて行きました。ヨシ原では、多くのオオヨシキリや幾組かのカルガモ、1組のバンがヒナをかえしました。また今年もマガモがヒナをかえしました。 確認鳥種:マガモ・カルガモ・カイツブリ・ゴイサギ・アマサギ・アオサギ・ダイサギ・チュウサギ・バン・オオバン・ミサゴ・トビ・カワセミ・ハシブトガラス・シジュウカラ・ツバメ・ヒヨドリ・オオヨシキリ・コヨシキリ・ムクドリ・スズメ・ハクセキレイ・セグロセキレイ・カワラヒワ(前日夕方のねぐら入りの種を含む) 2018.06.19 夏草や 色を濃くして 茂りけり 6月19日(火)です。昨日は京阪神で大地震が発生し、大きな被害のニュースが伝わりました。多くの皆さんが少しでも早く日常を取り戻せますようにお祈りいたします。 その一方で、着実に季節は夏に向かっています。三方湖畔の景色を見てください。 夏草が生い茂り、重なり合うような景色です。ネムノキも花をたくさん開いています。 さとけんへの小径です。梅雨の晴れ間で気温は30度前後、蒸し暑さを感じます。その中で、三方青年の家の国旗掲揚中にはトビが留まり、周囲を見渡しています。やがて、飛び立ち空高く円を描き始めました。 最後は、今年もやってきたヒシ刈り船です。漁協のみなさんとともにしばらくヒシ刈り作業が続きます。 前へ 8910111213141516 次へ