福井県里山里海湖研究所

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里山里海湖の文化
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     先日(26日)、増井増一氏(鳥浜漁協組合長)の船に同行させていただき、三方湖の伝統的漁法である「刺し網漁・たたき網漁」の見学をさせていただきました。この日は、2月にしては穏やかな日で湖面も凪状態、しかも大漁でした。80㎝以上もある鯉が水揚げされるのは感動ものでした。増井さん曰く「いつもこれだけ獲れるとは思わないでくれ。一匹も獲れない日だってある。今日は特別や」ということで、同行した私は本当にラッキーでした。
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    日 時  平成26年3月2日(日) 13:00~21:30(19:00頃大護摩⇒松明行列)
    場 所  小浜市神宮寺~鵜の瀬

    約2キロの松明行列の後、鵜の瀬(小浜市下根来)で香水を清流に流します。香水は10日かかって奈良に届くといわれています。若狭と奈良をつなぐ伝統行事です。約2キロの松明行列の後、鵜の瀬(小浜市下根来)で香水を清流に流します。香水は10日かかって奈良に届くといわれています。若狭と奈良をつなぐ伝統行事です。

  • 今朝、鳥浜漁業協同組合にお邪魔し、鯉をさばく模様を見学させていただきました。三方湖で育った16㎏もある巨大な鯉。里の恵みをありがたく頂戴しないといけないと改めて実感しました。組合長の包丁さばきは、大胆かつ繊細でした。試食もさせていただきましたが、臭みもなく、脂も乗って大変おいしかったです。
     
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           大きな鯉です(16㎏)
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    鯉を捌きます
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    コリコリと美味しい刺身です
  •  若狭町梅ヶ原区の方から「河内風土記」という冊子をいただきました。
     「河内」というのは梅ヶ原区の以前の集落名です。平成17年に旧三方町と旧上中町とが合併して若狭町になった際、河内から梅ヶ原に変わりました。 20戸強のさほど大きくはない集落ですが、「梅ヶ原」の名のとおり梅の栽培が盛んで、梅の花の咲く時期には素晴らしく景色が良いところです。
     この風土記、8章の構成となっています。集落の歴史や伝承行事、産業等の他に、生活編や思い出編という章もあり、結構なボリュームです。
     梅ヶ原の景色を見た事は何度かあるのですが、この風土記を読むとまた違った景色が見えて感動しそうです。
     
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              表紙
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    いろいろ写真もあってわかりやすい内容です
  •    今日は、隣の物産販売所で自ら育てた野菜などを販売している「エコファームみかた」の方々が、年末の大掃除のあと研究所に遊びにきてくださいました。
     わら細工の達人がおられるということで、12月21日(土)のイベントにてみんなでついたお餅を「かきもち」にしたものがあったので、その吊るし方を教えていただきました。3本のわらで編んでいくと、餅が乾燥するほど強く締まり、餅が落ちないそうです。素早い手つきで、あっという間にかきもちが結ばれていき、みんなで感心するばかりでした。
     また、「里山のこと教わりに来たら、逆に教える方になったわ(笑)」なんて言われたように、地域の皆さんは本当に暮らしの中でたくさんの「里の知恵」を学んできたんだなと感じました。
      今後も地域の皆さんにいろいろ教わりながら我々も少しづつ「里の知恵」を身につけていきたいと思いました。

     
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