今日は9月27日。お彼岸も過ぎて数日ですが、ようやくヒガンバナが見られるようになりました。地球温暖化の影響なのか、ずいぶん遅い開花です。ヒガンバナが遠慮がちに咲いているようにも感じられます。
三方梅の木陰で静かに咲き出しています。
その一方で、三方湖のヒシは葉が茶色に変わり、秋の深まりを教えてくれています。こうなると、葉を餌にしていたハムシがたくさん「上陸」してきます。自然観察棟もハムシがいたるところに見られます。
水辺の草木も緑が淡くなり、秋色に変わっていきます。水鳥や昆虫もそろそろ冬に備えて、なにかしら準備にかかっているようです。
写真には収まりませんでしたが、オオバンやホシハジロなどの渡り鳥も徐々に姿が見られるようになりました。これからは、日一日と北からの渡り鳥で賑わっていくことでしょう。秋の草花も遠慮なく花を咲かせてほしいものです。