午前中は少々雨もぱらつきましたが、前々日からの雪の影響もなく、午前、午後とも三方湖畔をゆったりと歩きながら野鳥を観察することができました。
観察できた多くは、マガモ、カルガモで、他にはカワウ、カイツブリ、オオバン、オナガガモ、あと、鳴き声だけでしたがハス川沿いのヨシ帯にコガモが潜んでいることがうかがえました。水鳥ではないですが、福井県の県鳥であるツグミが縄文ロマンパーク内を低く飛ぶ姿や、イソヒヨドリ、ジョウビタキを見たと報告した参加者もいました。
講師の野鳥の会の方の解説では、渡り鳥がペアとなり繁殖するためには越冬地である日本にいるときから相手を探し始める必要があるとのこと。今日の水鳥の様子を見ていると多くは既に相手が決まってきているようでした。
屋外の水鳥観察会は1時間程でしたが、家族でゆったりと自然の中で(里湖空間の中で)過ごせたのは家籠り時間の長くなった子ども達には良い想い出として残るのではないでしょうか。
自然観察棟に戻ってからは、研究所自慢の薪ストーブで暖をとりながらサツマイモを焼く体験をしていただきました。パチパチ燃える炎を見て過ごす時間もおつなものです。薪ストーブの魅力が少しでも伝わったかな?
(参加者が焼き芋を焼いています) (まきストーブのメーカーによる解説)
さて、今回は新型感染症拡大防止のため、各回あたりの参加組数を5組までと少な目に設定しました。多くの参加申し込みをいただきましたが、やむなくお断りさせていただいたグループもあり、申し訳なく思います。水鳥はイベント実施の時以外にもいますので、冬はいつでも自然観察棟に来てゆっくりとお過ごしください。