令和2年10月25日(土)に今年2回目となる里山あそび教室「森のハンガーを作ろう」を開催しました。
残念ながら体調が悪く欠席となった方もいましたが、14名の親子に参加いただきました。
会場の若狭町縄文ロマンパークには、クヌギやコナラなどのどんぐりの木をはじめ、いろいろな種類の木があります。(一社)SwitchSwitchの阪野真人さんの指導のもと、ハンガーの材料集めからスタートしました。
ハンガーの材料になりそうな木の枝を探します。まずは木をじっくりと観察。
ゆるいカーブの枝は肩をかける部分になりそう。
フックになりそうな二股の枝はどの木にあるかな?
よい枝を見つけたら、自分でノコギリを使って切り、ハンガーの材料となる部分を切り出します。
(※許可を得て樹木を伐採しています。)
小刀を使って、枝の先を削り、なめらかにしていきます。
鉛筆を削るように、丁寧に。初めて小刀を使う子どもたちもいて、見守る大人も緊張していましたが、頑張っていました。
最後に、二本の枝をロープでくくりつけて、オリジナルの素敵なハンガーが出来上がりました。
小浜市飯盛寺周辺の山々で実施される加斗小学校ふるさと学習のため、本日下見と打ち合わせを行いました。
猟友会の大椿さんと、加斗公民館の木村館長、飯盛寺の副住職を交え、当日のタイムスケジュール、危険個所、現地散策コースの確認を行いました。
植林された針葉樹林と雑木林の違い、いろいろな獣の痕跡等も見つかり、人間生活と自然の関係、森と海の関係等に気づきや考えを巡らせる素材があります。ふるさと学習の当日が楽しみです。
さて、飯盛寺といえば、昨年「竹林管理と利用の講習会」を開催し、モデルとなる竹ハウスを設置したところです。竹ハウスは本年3月以降モニタリングできておらず気になっていたのですが、無事でした。さすがに色はくすんできましたが、強度はまだ十分。野菜づくりもされていて、今のところ、無事に利用していただいているようです。
令和2年9月26日(土)に里山あそび教室 「レッツ!SATOYAMAいんぐりっしゅ」を開催しました。
アメリカ出身のヘイデン・シェッソンさんと縄文ロマンパークを歩きながら、自然を学び、英語に親しむ企画です。
あいにくの小雨でしたが、10組、33名の親子に参加いただきました。
まずは、英語で「はじめまして」のご挨拶。恥ずかしそうな子も、がんばって答えていました。そして、ヘイデンさんの出身地のアメリカ・ルイジアナ州のお話を聞きました。ルイジアナ州ではザリガニを家庭料理で食べること、森はなくて沼が多く、ワニがたくさんいること、など、日本との違いに皆興味を持って聞いていました。
さあ、縄文ロマンパーク散策に出発です。
案内は、(一社)SwitchSwitchの阪野真人さん。植物や昆虫を見つけたら里山クイズが始まります。
「猫じゃらし」って、英語でなんというのかな?ある動物のしっぽに似ていることからついた名前だよ。
・松ぼっくりに似ていることから名前のついた果物ってなんだろう?
・三方湖にも住んでいる「ナマズ」も、ある動物に似ている魚として英語で名前がついているんだよ。
正解は、ヘイデンさんから発表です。正しい発音も教えてもらいました。
縄文ロマンパークを一回りした後に、皆でいろんな葉っぱを探しました。
見つけた葉っぱを集めたら、ヘイデンさんから英語で質問。
・一番大きな葉っぱはどれでしょう?
・一番長い猫じゃらしはどれでしょう?
最後は、英語で「さようなら」のご挨拶。
最初の挨拶では恥ずかしがっていた子供たちも、元気に、「See you again!」