2月23日(土)に里山里海湖体験講座の第一弾、 「薪ストーブを囲もう!あったかブックトーク」を開催しました。
とてもよい天気でしたが、夕方はやはり寒く、薪ストーブがとても暖かく感じます。
最初に、参加者の皆様で焼き芋の仕込みをしました。
薪ストーブの上に「石焼き芋用」の鍋を置き、薪ストーブの中で焼いた芋と味比べをしてもらいます。
ブックトークが終わった後に、ほくほくの焼き芋が出来上がる予定です。
いよいよ ブックトーク「里のとり、山のとり」が始まります。
まずは、里のとりの代表、「オオハクチョウ」のお話です。
オオハクチョウは、、体長が130㎝以上あり、参加してくれた子どもより大きいこと、日本には越冬のために飛来すること。
福井県にはあまり飛来しないけれど、三方湖の周辺で、冬も水を張っておく「冬みず田んぼ」を実施したところ、数羽越冬したこと。
次に、山のとりの代表「イヌワシ」のお話です。
イヌワシは、日本に500羽しかいないこと、福井県に、以前は10組のペアがいたが、減ってしまって5組になったこと。
その原因は、森林伐採、スギなどの大規模な植林により、生息地の環境が変化してしまい、イヌワシの食物となるノウサギやヤマドリが減ってしまったからであること。
参加者は、質問に答えたり、本を見て皆で考えたり、真剣にお話を聞いていました。楽しい中にもたくさんの学びがあったようです。
出来上がった焼き芋の味比べも楽しみました。
〔紹介した本: