福井県里山里海湖研究所

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2018年2月
  • 三方湖の野鳥
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    2018年2月28日 シロハラ
    雪の解けている地面で落ち葉をけちらして虫をさがすシロハラ。ツグミとよく似た環境で見ることができます。
    いるのに気づかず近づいてしまうと、驚いたシロハラがキョッキョキョキョと鳴いて飛び立ちます。
    三方五湖のオジロワシは、2月21日夕方まで確認していますが、2月22日以降確認できていません。
    ハクチョウは、現在、コハクチョウ29・オオハクチョウ1の計30羽です。
    確認鳥種:マガン・コハクチョウ・オオハクチョウ(冬水田んぼ)・オナガガモ・ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・ホオジロガモ・ミコアイサ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・ハジロカイツブリ・カワウ・アオサギ・オオバン・(黄色脚セグロカモメ)・セグロカモメ・ミサゴ・トビ・ノスリ・コゲラ・ハシブトガラス・ハシボソガラス・シジュウカラ・ヤマガラ・ヒヨドリ・エナガ・シロハラ・ツグミ・スズメ・セグロセキレイ・オオジュリン
     

     

  •  今日は2月22日(木)です。春が近づいてきたことを感じさせる晴天になったところへ、よいタイミングでテレビ局の取材がありました。取材クルーは、三方五湖の風景を撮影したり里山里海湖相談員に自然観察のポイントを尋ねたりして帰っていきました。
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     さて、ほとんど雪も解けて歩きやすくなったので、さとけん近くの木々を見て回りました。すると、コブシの中にふくらんだ花芽を見ることができました。日差しも明るく日も長くなってきています。三寒四温といいますが、これからそんな日がしばらく続きそうです。
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               青空に コブシの花芽 背伸びして ・・・・・   

     ♪ 春よ来い 早く来い  歩き始めたみいちゃんが ・・・ の童謡を思い出すような季節になってきました。  
     
     
     
  • 三方湖の野鳥
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    2018.2.19 オオハクチョウずいぶん成長しました
    はす川左岸の冬水田んぼを拠り所に冬を越してきたコハクチョウオオハクチョウ。数は減って全部で27羽に。1週間ほど前からヒシクイ4羽が一緒に行動しています(写真背後の黒っぽい個体がそれです)。12月1日にやってきたハクチョウの中に混じっていたオオハクチョウ1羽。当初はくちばしの色合いが幼かったのですが、今では随分と成鳥のオオハクチョウのくちばしの色合いに近くなりました。雪に埋もれた二番穂は食べつくされつつあり、根元の柔らかい部分や茎を引きちぎって食べています。北帰行まであと10日ほど。早く雪が消えて、えさが食べやすいようになって欲しいと願っています。
    オジロワシは今日も魚をハンティング成功していました。こちらもあと1週間ほどでしょうか。
    確認鳥種:ヒシクイ・コハクチョウ・オオハクチョウ(冬水田んぼ)・ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・ホオジロガモ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・ハジロカイツブリ・カワウ・オオバン・カモメ・セグロカモメ・ミサゴ・トビ・オジロワシ・ノスリ・コゲラ・アカゲラ・ハシブトガラス・ハシボソガラス・シジュウカラ・ヤマガラ・ヒヨドリ・ムクドリ・シロハラ・ツグミ・イソヒヨドリ・アトリ・イカル・ホオジロ  +フクロウのペリット

  •  今回の豪雪はようやく峠を越す気配ですが、嶺北中心に大きな被害をもたらしました。嶺南は嶺北ほどではありませんが、凍結や降雪による交通障害や農業被害等がありました。
     2月16日(金)、さとけんは朝から晴天に恵まれました。三方湖畔の雪解けが進み、水鳥たちの活発な様子を見ることができます。
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     ところで、さとけんでは水槽でギンブナやアブラボテ、カワムツなどを飼っています。日中は暖房も効いているので魚たちにとっては過ごしやすいだろうなあと想像しますが、これは人間の勝手な思い込み。えさも与えられて体長も大きくなりましたが、きっと自然の環境の方がよいことでしょう。魚が話せたら何を言うのだろうと、彼らを見ていて思います。
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  •  2月6日、福井市で積雪100cmを超える大雪となりました。嶺南地方は30cm前後ですんでいるので、まだ有難いほうです。
     それでも三方湖畔の梅園の木々も白い衣装をまとい、寒そうな景色です。
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     建設中の年縞展示施設でも、作業員の方々が除雪に追われていました。滑りやすい建築現場では、普段以上に気を張ることでしょう。無事故を祈りたいと思いました。
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     岸辺では昼過ぎには風も止んで、いつものようにカモやカワウなど水鳥が集まっていました。
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  •  2月1日、如月になりましたが、今日は幸い穏やかな一日でした。
     小さくしか写っていませんが、写真の中ほどにカワセミが写っています。
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     カモものんびりした感じに見えましたが、少し近づいただけでバタバタッと飛び立ってしまいました。さすがに周りの気配には敏感です。
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     水の中を覗き込むと、ヒシの実がたくさん見られました。水の動きに合わせてゆらりゆらりとゆれていました。やがて暖かくなると、水中根を伸ばして湖面に葉を広げるものもあることでしょう。
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     まだまだ水は冷たく、しばらくこんな景色が続きます。    

     
  • 三方湖の野鳥
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    2018年2月1日 オジロワシ成鳥1羽

    今日は2度、オジロワシの飛ぶ姿を見ることができました。この冬の三方五湖は成鳥1羽が定着しています。
    三方五湖の生態系の頂点に位置するオジロワシが渡来し続けるには、三方五湖の自然再生が急務です。
    今日は午前中少し気温が上がり、観察しやすかったこともあり、ミソサザイやルリビタキなど小鳥たちを観察できました。
    確認鳥種:コハクチョウ・オオハクチョウ(冬水田んぼ)・ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・ホオジロガモ・カワアイサ・ミコアイサ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・ハジロカイツブリ・カワウ・オオバン・タシギ(冬水田)・カモメ・セグロカモメ・ミサゴ・トビ・オジロワシ・ノスリ・カワセミ・ハシブトガラス・ハシボソガラス・シジュウカラ・ヤマガラ・ヒヨドリ・エナガ・ミソサザイ・シロハラ・ツグミ・ルリビタキ・ジョウビタキ・イソヒヨドリ・ホオジロ
     

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