里山里海湖研究所では、季節の移ろいを表す「二十四節気」や「七十二候」に表れる生きものの情報を募集、公開することにより福井の里山里海湖の豊かな自然を再認識していただく「福井の生きもの歳時記体感事業」を展開しています。
「二十四節気」とは、月の動きを基にして生まれた初めての暦「太陰暦」において、日付と季節のずれを解消するために中国で考え出され、日本に伝えられたものです。「二十四節気」は、太陽の動きにあわせて1年を24等分し、季節の変化をその時節に見られる生きものの様子や天候などで表したものです。「二十四節気」をさらに3等分し、より細かく季節を表したものが「七十二候」で、どちらも農作業や毎日の暮らしに欠かすことのできないものでした。
その「二十四節気」が、このほど開催された国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産保護条約第11回政府間委員会で、無形文化遺産に登録されました(中国による登録申請)。
世界に認められた「二十四節気」に合わせて、身近な自然に改めて目を向けてみませんか。
福井の生きもの歳時記HPはこちらから⇒https://satoyama.pref.fukui.lg.jp/saijiki/