分類1 | 昆虫類 |
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分類2 | カメムシ目 セミ科 |
県レッドデータカテゴリ |
解説 | 『アブラゼミ』という名前の由来は、翅が油紙を連想させるため名付けられたという説や、鳴き声が油を熱したときに撥ねる音に似ているため、『油蝉(アブラゼミ)』と名付けられた説などがあります。 体長は 56-60mm で、クマゼミより少し小さくミンミンゼミと同程度です。頭部は胸部より幅が狭く、上から見ると頭部は丸っこい。体は黒褐色-紺色をしていて、前胸の背中には大きな褐色の斑点が2つ並びます。セミの多くは透明の翅をもちますが、アブラゼミの翅は前後とも不透明の褐色をしていて、世界でも珍しい翅全体が不透明のセミです。なお、この翅は羽化の際は不透明の白色をしています。 抜け殻はクマゼミと似ているが、ひとまわりほど小さく、全身につやがあり色がやや濃い。また、抜け殻に泥がつかないのも特徴である。 |
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