分類1 | 植物 |
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分類2 | キク目 キク科 |
県レッドデータカテゴリ |
解説 | コウヤボウキ(高野箒)はキク科コウヤボウキ属の落葉小低木。関東から九州までの山林の日当たりのよいところ、乾燥した林内によく見られる。高さは 60 - 100 cm で根本からたくさんの枝を出し、集団を作る。茎は細いが木質化していて硬い。1年目の枝につく葉は幅広い卵型、2年目の枝につく葉は細長い。冬には葉を落とし、枝のみが目につく。花は秋の遅く(9 - 10 月)に、1年目の茎に一輪ずつ咲く。頭状花は筒状花のみ十数個からなり、白い房状、長さ1.5cmほどで、花弁は細長くてよじれる。高野山で茎を束ねて箒の材料としたのでこの名がある。玉箒(たまぼうき、古くは「たまははき」)と呼ばれて古くから箒の材料とされ、正月の飾りなどにもされた。正倉院にある宝物の一つである子日目利箒(ねひめとほうき)はコウヤボウキを材料としたものであることがわかっている。 |
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