福井の生き物情報

ジムグリ

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分類1 両生・は虫類
分類2 有鱗目 ナミヘビ科
県レッドデータカテゴリ
解説 ジムグリ(地潜)は、ナミヘビ科に分類される無毒のヘビの一種。全長70-100cm。[1]体色は赤みがかった茶褐色で、黒い斑点が入る。個体により、ジグザグ状になる。斑点は成長に伴い消失する。腹面の鱗(腹板)には黒い斑紋が入り、市松模様状になるため別名、元禄蛇とも呼ばれる。 頭部にアルファベットの「V」字の模様があり、この線が眼にかかるところが学名の由来(鼻眼鏡の意)となっている。上顎は下顎に覆い被さる。頸部は太く、頭部と胴体の境目が不明瞭。幼蛇は体色が赤褐色で、黒い斑紋や横縞が入る。また比較的寒い地域では、アカジムグリと呼ばれる赤みが強く黒い模様がほぼ消失した個体が出現することもある。ただし、これが個体群なのか、単なる色彩変化なのかは不明。また、北海道産の個体では体全体がオリーブグリーン色を呈するものがあり、それらの個体の腹側の模様は、市松模様ではなく縦縞のようになっているものもいる。

体鱗列数は21列[1]。

雌は雄に比べ太くなり、総排泄孔から尾にかけて細くなる。尾は雌が雄より短くなる[1]。

腹板は雄が200-219枚、雌は206-227枚[1]。尾下板、雄に63-76枚、雌が59-72枚[1]。

福井県里山里海湖研究所

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〒919-1331 福井県三方上中郡若狭町鳥浜122-12-1

電話:0770-45-3580(受付:8時30分~17時15分[土日祝・年末年始を除く])

FAX:0770-45-3680 Mail:satoyama@pref.fukui.lg.jp

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