分類1 | 植物 |
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分類2 | クスノキ目 クスノキ科 |
県レッドデータカテゴリ |
解説 | オオバクロモジは、クスノキ科/属名:クロモジ属で、本州中部以北~北海道の日本海側に多く自生する、クロモジの変種。樹皮は、暗褐色で黒い斑紋があり、樹皮や材には特有の芳香があり、楊枝や木工細工などに利用される。名の由来は、樹皮、果実が黒いことから、黒木(くろき)になり、昔宮中に仕える女官(女房)が歯ブラシに用いていて、女房言葉で、杓子(しゃくし)を「しゃもじ」などに言い換えたそれから、黒木(くろき)に「もじ」をつけて、くろもじの名になった。昔信州秋山郷では、枝葉を、水蒸気蒸留して、クロモジ油(香料)の原料にした。昔は、羽後・越後地方で、クロモジ油が生産された。料理屋などで、醤油(しょうゆ)を「むらさき」と呼び、楊枝を「くろもじ」と呼ぶと、いきな感じがする。 |
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