分類1 | 昆虫類 |
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県レッドデータカテゴリ |
解説 | ハマキムシとは、ハマキガ科の幼虫の総称です。自分で出した糸で2~3枚の葉っぱをつづって巻き、その中に潜んで葉っぱや新芽、つぼみ、果実の表面を食害していきます。日本には500種類以上が存在し、中でもチャハマキとチャノコカクモンハマキ(コカクモンハマキ)などが代表的なものとなっています。 生態 体長は、チャハマキの幼虫で約25mm、チャノコカクモンハマキの幼虫で約20mmの大きさです。成長すると1~1.5cmほどの地味な色合いの蛾になります。集団行動はせず、孵化した幼虫はそれぞれ個別に活動します。やわらかい葉っぱは巻き、かたい葉っぱは2~3枚を糸で合わして中に潜みます。30日ほどでサナギになり、冬であれば幼虫のまま巻いた葉っぱの中で過ごします。 種類と被害にあいやすい植物 チャハマキ サクラ/柑橘類/リンゴ/ウメ/柿/サルスベリ/ツツジ/カナメモチ/ツバキ/サザンカ/キンモクセイ/コニファー/クチナシ チャノコカクモンハマキ バラ/柑橘類/ブドウ/柿/ゼラニウム カクモンハマキ サクラ/栗/ウメ/リンゴ クロネハイイロハマキ サクラ/リンゴ/ウメ ミダレカクモンハマキ サクラ/栗 リンゴコカクモンハマキ リンゴ/サクラ/バラ/モモ/ウメ |
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