分類1 | 昆虫類 |
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分類2 | カマキリ目 カマキリ科 |
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解説 | カマキリは、昆虫綱カマキリ目(蟷螂目、学名:Mantodea)に分類される昆虫の総称。前脚が鎌状に変化し、他の小動物を捕食する肉食性の昆虫である。漢字表記は螳螂、蟷螂(とうろう)、鎌切。 名前の由来については、「鎌切」という表記があることからわかるように、「鎌で切る」から「鎌切り」となったという説と、「カマキリ」は、「鎌を持つキリギリス」の意味で、この「キリ」はヤブキリ、クサキリ、ササキリなどのキリギリスの仲間の名にふくまれる「キリ」と同じであるという説とがある。分類法によっては、ゴキブリやシロアリなどとともに網翅目とすることもある。かつてはバッタやキリギリスなどと同じバッタ目に分類する方法もあったが、現在ではこれらとはそれ程近縁でないとされている。カマキリに似たカマキリモドキという昆虫がいるが、アミメカゲロウ目に属し、全く別の系統に分類される。またおなじくカマキリに似た前脚を持つミズカマキリもカメムシ目に属し、全く別の系統である。これらは収斂進化の例とされている。 |
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