分類1 | 魚類 |
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分類2 | スズキ目 ハゼ科 |
県レッドデータカテゴリ |
解説 | 全長約7 cm。体側に約6個の明瞭な横斑がある。頬にはミミズ状の赤色の細長い斑紋が散在し、胸びれの基底付近には三日月状の斑紋が2~3個ある。背びれ、尾びれ、尻びれの地色は淡く、その上に数列の濃色小斑が並ぶ。尾柄部にはカイゼルひげに似た黒色斑がある。腹部の中央に長方形の大きい青色斑が1個存在する。繁殖期には雌の腹部全体が青色を帯びる。 類似種 ヨシノボリ属の魚類は吸盤状の腹びれを持つハゼ科の中で、上唇が厚く、頬が膨らんで、えら蓋より前には鱗(うろこ)がないという特徴を持つ。同じ属にシマヨシノボリ、オオヨシノボリ、トウヨシノボリ、カワヨシノボリなどがいる。シマヨシノボリは、頬にミミズ状の斑紋があることで他と区別できる。 生息場所 川の中流域を中心に生息し、特に平瀬に多い。大河川にも小河川にも分布する。 孵化した仔魚は海へ下り、2~3ヵ月間を海で暮らす。全長1.5~2 cmに成長した後、河川へ遡上する。 |
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