分類1 | 昆虫類 |
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分類2 | カメムシ目 マルカイガラムシ科 |
県レッドデータカテゴリ |
解説 | ウメシロカイガラムシは、卵は楕円形、1齢幼虫は雌雄とも長楕円形、淡黄色である。雌は2齢になると楕円形で淡黄色の介殻を形成し始める。雌成虫の介殻は直径2.0~2.5 mm、白色、ほぼ円形、偏平からやや隆起し、介殻中央のやや前方寄りに黄褐色の2齢幼虫脱皮殻がついている。雌成虫は黄色から橙黄色、ほぼ円形で、各腹節はやや側方に張り出す。雄成虫の介殻は小型で細く、背面は白色、平らで3本の弱い隆起線がある。雄成虫は有翅で、体長は1mm程度である。 ウメシロカイガラムシとクワシロカイガラムシの形態は酷似しており、見分けるためには雌成虫の殻を外し、光学顕微鏡で観察する必要がある。 |
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