分類1 | 昆虫類 |
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分類2 | トンボ目 アオイトトンボ科 |
県レッドデータカテゴリ |
解説 | アオイトトンボは、アオイトトンボ科アオイトトンボ属に分類されるトンボの1種。ヨーロッパ、ロシア、中国、朝鮮半島、日本に分布する。日本では、北海道、本州、四国、九州に広く分布する。小笠原諸島と南西諸島には分布しない。南九州では産地が限定され、鹿児島県では最近分布の確認が記録されていない。成虫は小型-中型で。日本では西日本の個体は他の地域の個体よりも大型で、黒化する傾向がある。複眼は小さく左右に離れて球形、腹部は細長くマッチ棒のような形状。エゾアオイトトンボと形態が酷似するが、翅の縁紋がエゾアオイトトンボより細長く、翅の縁紋の長さは幅の3倍程度。翅の付け根は括られたように細く、付け根部の横脈は2本、四角室はくさび形に先端が尖り、中に横脈はない。胸部側面斑紋の金緑色部は後方に延びて、第2側縫線に達しないことが多い。 |
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