カーツ・マイセン
堆肥を積んである場所で見つけました。いつも色々なキノコが生えているのですが、今日は黄色いカビ、あるいは海綿のような、不思議な物体が。昨日は見当た記憶がありません。粘菌の仲間でしょうか。
※生きもの「粘菌 (?)」についての投稿です。
【さとけん】専門家に見てもらったところ、こちらは変形菌類の「ススホコリ」だということです。大型の子実体を作る種類で、主に倒木に現れますが、畑などの肥沃な土壌や腐葉土、コンポストなどに出ることもあります。シイタケ原木栽培のほだ木でもよく見かけます。表面は炭酸石灰に覆われていて、内部には黒い胞子が詰まっています。マルヒメキノコムシなどの小さな昆虫がやってきて、餌にするとともに、胞子を運んでいます。とくに秋に子実体を作る種類ということではありません。最も多いのは初夏です。