2017.04.14 北川淳子 北潟湖水質調査と赤尾湿地調査 1月に島根大学瀬戸先生と北潟湖の冬の水質調査を、3月に赤尾湿地のボーリング調査をしました。当初、予定していた日は大雪で瀬戸先生が来られなかったので、延期し、1月26日と27日に行いました。26日、あわらの自然を愛する会の河田さんたちと北潟湖の南にある赤尾湿地の下見に行きました。大変天気がよくて、大変スムーズに事が運びました。赤尾湿地は明治時代の地図では北潟湖の一部で、水があったのですが、干拓で現在湿地になってしまっています。その下の土を取り出し、昔、その周辺に生育していた植物の種子を取り出し、育ててみようというのが河田さんたちの計画です。その日は天気が良かったのですが、27日、朝から風がビュービュー吹き、船を出してもらえるのだろうか、と思っていると、北潟漁協の辻下会長は、「大丈夫、でも、さっさと終わらせよう、午後から雨だ」、と、朝から頑張って調査をしました。午前中でなんとか終わらせたのですが、午後、橋で調査していると、どんどん雨風が強まり、メジャーが風で湖に飛ばされ、最後の橋の調査ができませんでした。しかし、他のデータはとれて、夏と冬の結果は北潟湖の調査研究報告会で報告しています。 赤尾湿地 雨風をしのぎながらの調査 3月26日に報告会を開催しましたが、その後、27日に赤尾湿地のボーリング調査をしました。ロシア式ピートサンプラーというもので採取しました。湿地にはカエルの卵が大量にあり、オタマジャクシも大量に発生してました。天気もそこそこで、たくさんのサンプルがとれました。あちこちでサンプルを採取しようという話だったのですが、山に近いところは、砂がたくさん入っているようで、掘れませんでした。それを持ち帰り、現在、冷蔵庫に入っています。果たして、何がでてくるでしょう。 ロシア式ピートサンプラーで赤尾湿地を掘る みんなでサンプルを取り上げます 採れてきた赤尾湿地の土