福井県里山里海湖研究所

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2021年04月
  • 雨の日が続き、ハス川の水量が増してきました。
    三方湖のコイとフナが遡上を始めているとの情報があり、当研究所の石井研究員がハス川支流の高瀬川に産卵用のシュロを設置するというので同行しました。
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    シュロを設置する理由は、シュロに産卵させ、その卵からふ化した稚魚を水田で育てるためです。近隣の農家さんのご協力をいただいて、田植えを終えた田んぼでコイとフナの稚魚を育てます。田んぼの中では稚魚が育ちやすく、最終的には中干し時期に排水と共に三方湖に戻します。かつては遡上するコイやフナが田んぼまで遡上した後に産卵していましたが、圃場整備により直接田んぼまで遡上することはできません。そこで人為的に水田に稚魚を放したり、魚道を設置することで地域固有の稚魚を増やすことにしています。
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    コイやフナは水をたくさん蓄えた水田を目指し、三面張りの急流も勢いよく上っていきます。ところが今日はあまりにも水の流れが速く、途中で戻され、少し休憩してから再度チャレンジる姿が見受けられました。
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    また、田植えの準備が始まり、田んぼの代かきによる泥水が多く排出される場合があり、水路の合流地点では水の色の違いが明瞭にわかる場所がありました。
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    コイやフナの水田での育成事業や、代かき水による濁水排出の防止など、三方五湖自然再生協議会で取り組む事業はつくづく大切だと感じた1日でした。

     


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