福井県里山里海湖研究所

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三方湖の野鳥
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    2018年5月15日 オオヨシキリのさえずり
    三方湖の湖岸付近では「ギョギョシ、ギョギョシ」とオオヨシキリの大きなさえずりがよく聞こえます。
    ヨシ原の湖面近くを飛んで移動し、昨年のヨシの茎や、今年伸びた緑色のヨシの茎の先端に止まりさえずっています。
    この時期だけ、よく似たコヨシキリもヨシ原で見ることができます。
    確認鳥種:マガモ・カルガモ・カイツブリ・アオサギ・ダイサギ・チュウサギ・バン・オオバン・ミサゴ・トビ・フクロウ・コゲラ・ハシボソガラス・シジュウカラ・ツバメ・ヒヨドリ・メジロ・オオヨシキリ・コヨシキリ・クロツグミ・イソヒヨドリ・キビタキ・スズメ・イカル・アオジ




     
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    2018年4月19日 渡去前のツグミ
    そろそろ繁殖のために北の方に帰るツグミたちが、田んぼや公園などで落ち葉をひっくり返したり、草の根元を掘り返したりして餌を探す姿をよく見ます。かつて違法のカスミ網でたくさんのツグミたちが犠牲になりました。こうした歴史を経て、今のツグミたちがいますが、今年も秋には元気に戻ってきてほしいと願っています。
    確認鳥種:ヨシガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・キジバト・カワウ・アオサギ・ダイサギ・バン・オオバン・イソシギ・ミサゴ・トビ・コゲラ・アオゲラ・ハシボソガラス・ヤマガラ・シジュウカラ・ツバメ・ヒヨドリ・シロハラ・ツグミ・イソヒヨドリ・スズメ・セグロセキレイ・カワラヒワ・アオジ
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    2018年4月4日 カンムリカイツブリの夏羽個体

    三方五湖で冬を過ごしたカモは5月の連休が過ぎるころにはほとんどが繁殖地に帰ります。
    このカンムリカイツブリは、黒い冠羽と橙赤色の頬の飾り羽が目立つ夏羽に変わっています。
    福井県では近年嶺北で繁殖が確認されました。三方五湖ではどうなるか楽しみです。
    確認鳥種:マガモ・カルガモ・コガモ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・アオサギ・ダイサギ・オオバン・トビ・コゲラ・モズ・ハシボソガラス・ヤマガラ・シジュウカラ・ツバメ・ヒヨドリ・エナガ・シロハラ・イソヒヨドリ・スズメ・オオジュリン

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    2018.3.26 イソヒヨドリのさえずり
     天気の良い日が続き、建物の屋上や屋根の上でイソヒヨドリがさえずり始めました。名前は「イソ」ヒヨドリですが、
    内陸に入り込んで生息しています。みなさんのお住いのところににも、このブルーと赤錆色の美しい鳥がすんでいるかもしれません。
    確認鳥種:オナガガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・ハジロカイツブリ・カワウ・アオサギ・オオバン・トビ・モズ・ハシボソガラス・シジュウカラ・ヤマガラ・ヒヨドリ・ツグミ・ジョウビタキ・イソヒヨドリ・スズメ
     


     

     
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    2018年3月13日 ハクチョウは帰りました
    三方湖の近くの冬水田んぼを拠点に冬を過ごしてきたハクチョウは、昨日の夕方に最後の群れが飛び立っていきました。
    夕闇が迫る三方湖上空をコオーコオーと鳴きながら北に向かって飛んでいきました。写真は稲の根元にくちばしを突っ込み
    えさをとっているハクチョウが首を伸ばした時のものです。顔は泥んこです。
    昨冬は12月4日から3月4日の滞在でしたが、今冬は12月1日から3月12日の滞在となりました。
    確認鳥種:オナガガモ・ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・ハジロカイツブリ・カワウ・アオサギ・オオバン・セグロカモメ・トビ・チュウヒ・モズ・ハシブトガラス・ハシボソガラス・シジュウカラ・ヤマガラ・ヒヨドリ・エナガ・シロハラ・ツグミ・スズメ・セグロセキレイ・カワラヒワ

     
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    2018年2月28日 シロハラ
    雪の解けている地面で落ち葉をけちらして虫をさがすシロハラ。ツグミとよく似た環境で見ることができます。
    いるのに気づかず近づいてしまうと、驚いたシロハラがキョッキョキョキョと鳴いて飛び立ちます。
    三方五湖のオジロワシは、2月21日夕方まで確認していますが、2月22日以降確認できていません。
    ハクチョウは、現在、コハクチョウ29・オオハクチョウ1の計30羽です。
    確認鳥種:マガン・コハクチョウ・オオハクチョウ(冬水田んぼ)・オナガガモ・ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・ホオジロガモ・ミコアイサ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・ハジロカイツブリ・カワウ・アオサギ・オオバン・(黄色脚セグロカモメ)・セグロカモメ・ミサゴ・トビ・ノスリ・コゲラ・ハシブトガラス・ハシボソガラス・シジュウカラ・ヤマガラ・ヒヨドリ・エナガ・シロハラ・ツグミ・スズメ・セグロセキレイ・オオジュリン
     

     

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    2018.2.19 オオハクチョウずいぶん成長しました
    はす川左岸の冬水田んぼを拠り所に冬を越してきたコハクチョウオオハクチョウ。数は減って全部で27羽に。1週間ほど前からヒシクイ4羽が一緒に行動しています(写真背後の黒っぽい個体がそれです)。12月1日にやってきたハクチョウの中に混じっていたオオハクチョウ1羽。当初はくちばしの色合いが幼かったのですが、今では随分と成鳥のオオハクチョウのくちばしの色合いに近くなりました。雪に埋もれた二番穂は食べつくされつつあり、根元の柔らかい部分や茎を引きちぎって食べています。北帰行まであと10日ほど。早く雪が消えて、えさが食べやすいようになって欲しいと願っています。
    オジロワシは今日も魚をハンティング成功していました。こちらもあと1週間ほどでしょうか。
    確認鳥種:ヒシクイ・コハクチョウ・オオハクチョウ(冬水田んぼ)・ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・ホオジロガモ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・ハジロカイツブリ・カワウ・オオバン・カモメ・セグロカモメ・ミサゴ・トビ・オジロワシ・ノスリ・コゲラ・アカゲラ・ハシブトガラス・ハシボソガラス・シジュウカラ・ヤマガラ・ヒヨドリ・ムクドリ・シロハラ・ツグミ・イソヒヨドリ・アトリ・イカル・ホオジロ  +フクロウのペリット

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    2018年2月1日 オジロワシ成鳥1羽

    今日は2度、オジロワシの飛ぶ姿を見ることができました。この冬の三方五湖は成鳥1羽が定着しています。
    三方五湖の生態系の頂点に位置するオジロワシが渡来し続けるには、三方五湖の自然再生が急務です。
    今日は午前中少し気温が上がり、観察しやすかったこともあり、ミソサザイやルリビタキなど小鳥たちを観察できました。
    確認鳥種:コハクチョウ・オオハクチョウ(冬水田んぼ)・ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・ホオジロガモ・カワアイサ・ミコアイサ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・ハジロカイツブリ・カワウ・オオバン・タシギ(冬水田)・カモメ・セグロカモメ・ミサゴ・トビ・オジロワシ・ノスリ・カワセミ・ハシブトガラス・ハシボソガラス・シジュウカラ・ヤマガラ・ヒヨドリ・エナガ・ミソサザイ・シロハラ・ツグミ・ルリビタキ・ジョウビタキ・イソヒヨドリ・ホオジロ
     
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    2018年1月9日 ヨシガモのペア
    三方五湖で冬を越すカモ類の数は年によって変動がありますが、だいたい7千羽から1万羽くらいです。
    今日は湖岸近くでヨシガモのペアを見ることができました。ナポレオンハットに似た緑色の頭のオスと褐色のメスが
    寄り添って泳いでいました。
    今日はヨシ帯のヤナギにオオタカが止まりカモを狙おうとキョロキョロしていましたし、
    ハヤブサも何度も飛んでは止まることを繰り返していました。
    確認鳥種:コハクチョウ・オオハクチョウ(冬水田んぼ)・ヨシガモ・ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・ハジロカイツブリ・アオバト・カワウ・アオサギ・オオバン・タシギ(冬水田)・カモメ・セグロカモメ・トビ・オジロワシ・ノスリ・カワセミ・コゲラ・ハヤブサ・モズ・ハシボソガラス・シジュウカラ・ヤマガラ・ヒヨドリ・シロハラ・ツグミ・ジョウビタキ・アトリ

     

     

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    2018年1月5日 オジロワシを見守る
    明けましておめでとうございます。三方五湖は、コハクチョウ16羽、オオハクチョウ1羽、オジロワシ1羽などで年を越しました。
    この冬のオジロワシは12月中旬に少し若い♂個体も見られましたが、最近は♀成鳥個体1羽だけとなっています。しかも、昨年まで止まり場として利用していた所にほとんど止まらず、確認しづらくなっています。
    滋賀県から来られている方が「梅畑を通らせてもらうときに『おばちゃん、通らせてもらうよ』って、一声かけて行ってる」とお話して下さいました。小浜から来られる方も「よその地所に勝手に入って撮ったらあかんって、言うてるんや」と。細やかな心遣いで気持ちよく野鳥撮影をされている方々に感謝です。こうした心遣いがオジロワシが毎年越冬しにやって来ることにつながっていると思います。

     


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