福井県里山里海湖研究所

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スタッフ記憶箱シリーズ① 「カルガモ」

 新型コロナウィルス感染症が世界規模で広がり、私たちの生活様式や働き方が大きな影響を受けています。コロナへの関心とともに、環境問題に関する関心も高まっています。
 それは、おそらく人間がさまざまな行為や活動を積み重ねた結果が、命に関わる問題につながっているからではないでしょうか。SDGsに関し積極的行動を始める人も増えているようです。

 さて、さとけん日記も工夫改善を意識しなければ、と思います。これまでうっかり気づかず見過ごしてきたものに今一度意識を振り向けてみます。
 今回は「カルガモ」です。

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 野鳥図鑑を紐解けば詳しい説明がされているので、日々眺めてきた筆者の記憶箱から思い出せるものを取り出してみます。
  ・湖面にいるときは水に隠れて見えないが、足は鮮やかなオレンジ色。
  ・全体にこげ茶色だが、翼の中でも左右の脇の翼(翼鏡:よくきょう)は青色で美しい。
  ・留鳥(1年中見られる鳥)だが、エサや繁殖の関係からか多くは冬に南下してくる。
   求愛期を経て春には北上する。
  ・求愛行動は一定のパターンがあるので、次第に分かってくる。
  ・真冬で北西季節風が強いときは、群れ全体が頭を風上に向け波間で揺れ続ける。
   水中で足を動かして続け、寒さをものともしない。
  ・冬の陽だまりでは桟橋や岸辺の石に上り、首を縮め体をふくらませて暖をとる。


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  ・観光地のカルガモと違い、誰も餌をやらないので人からは常に一定の距離を保つ。
  ・そっと近づいても写真のように一斉に飛び立ってしまう。
  ・産卵場所は水辺の草むらなどが多いようだが、まだお目にかかっていません。
  ・水草のような植物や小魚、昆虫を餌とする。
  ・田植え時には田んぼで餌をとる姿がよく見られる。
  ・田んぼは穂が伸びると姿を隠しやすく、雛を育てるには都合がよいようだ。

 人間よりはずっと短い寿命(平均で5~10年程度)ですが、いつも見ていると可愛らしく、また健気に感じられてきます。多くの皆さんに三方の湖にカルガモを見に来ていただきたいと思います。

  
  


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