猛暑の夏が過ぎ去り、秋の気配が少しずつ感じられる季節になってきました。しかし、真夏日があるかと思うとぐずついた日もあるなど、体調管理もなかなかたいへんですね。
三方湖も天気が良ければ夏景色そのままです。でも、生き物は夏から秋へと変化をためらいません。
自然観察棟から湖面を眺めると、ヒシが白い小さな花をつけているのが分かります。ヒシは湖底から湖面まで2mあまりの水中根を伸ばして葉を広げる植物です。三方湖に注ぐ鰣川河口にもたくさんのヒシが群生しています。
水辺にはシオカラトンボやイトトンボが飛び交ったり、羽根を休めたりしています。赤トンボも少しずつ姿を見せ始めました。秋が少しずつ近づいてきているようです。