職名 | 研究員 |
分野 | 里地里山文化 |
職歴 | 武蔵野美術大学非常勤講師 等 福井県里山里海湖研究所 研究員(2019.4-) |
学歴 | 武蔵野美術大学造形学部建築学科 |
専門 | 民俗学(有形民俗資料) |
ひとこと
いまの生活は、勤め先があって給料をもらって、稼いだお金を使って暮らすというのが一般的です。その生活の中では里山などの自然は非日常の場です。ところが昭和の初めごろまでは、里山里海湖こそが生活の中心にあったのです。そこでは焚き木などの燃料を拾い、落ち葉は堆肥にし、山菜やキノコや魚などの採集、子供の遊び場など、絶えず出入りし自然の恵みを享受してきました。物質的にも精神的にも豊かな恵みを受けていたのです。いま生活の変化で離れてしまった里山里海湖ですが、もう一度見直せばそこには多くの資源があるはずです。里山里海湖で育った生活文化を見直し、活用しながら次の世代に引き継ぐ活動を目指します。