福井県里山里海湖研究所

文字サイズ: 小 中 大  
2021年2月
  •  立春も過ぎ、天気が良い日は日差しも春のようにやわらかくなってきました。三方五湖は、やはり青空を映すと美しさが引き立ちます。
     湖で見られる鳥たちも、どこか春待ち顔のような気がするこの季節です。

     2021.2.6.4.jpg 2021.2.6.1.jpg
                                パンダ顔のミコアイサ、白がひときわ美しい

     2021.2.6.2.jpg 2021.2.6.3.jpg
      シラウオをねらうカンムリカイツブリ     魚をキャッチするのが巧みなミサゴ

     2021.2.6.5.jpg 2021.2.6.6.jpg
      桟橋で暖を取るのか、カルガモたち       水田で食事に忙しいコハクチョウたち

     新型コロナウィルスに関しては「福井県感染拡大警報」発令中ですが、感染予防対策をとって三方五湖へおいでください。豊かな自然の中できっと心のリフレッシュができますよ。

     

  • 展示・体験

     午前中は少々雨もぱらつきましたが、前々日からの雪の影響もなく、午前、午後とも三方湖畔をゆったりと歩きながら野鳥を観察することができました。

    S1180016.JPG

     観察できた多くは、マガモ、カルガモで、他にはカワウ、カイツブリ、オオバン、オナガガモ、あと、鳴き声だけでしたがハス川沿いのヨシ帯にコガモが潜んでいることがうかがえました。水鳥ではないですが、福井県の県鳥であるツグミが縄文ロマンパーク内を低く飛ぶ姿や、イソヒヨドリ、ジョウビタキを見たと報告した参加者もいました。
     講師の野鳥の会の方の解説では、渡り鳥がペアとなり繁殖するためには越冬地である日本にいるときから相手を探し始める必要があるとのこと。今日の水鳥の様子を見ていると多くは既に相手が決まってきているようでした。

    S1180027.JPG toripea.png

     屋外の水鳥観察会は1時間程でしたが、家族でゆったりと自然の中で(里湖空間の中で)過ごせたのは家籠り時間の長くなった子ども達には良い想い出として残るのではないでしょうか。

    S1180055.JPG S1180033.JPG

     自然観察棟に戻ってからは、研究所自慢の薪ストーブで暖をとりながらサツマイモを焼く体験をしていただきました。パチパチ燃える炎を見て過ごす時間もおつなものです。薪ストーブの魅力が少しでも伝わったかな?

    suto-butiken.png   suto-bu kaisetu .png
    (参加者が焼き芋を焼いています) (まきストーブのメーカーによる解説)

     さて、今回は新型感染症拡大防止のため、各回あたりの参加組数を5組までと少な目に設定しました。多くの参加申し込みをいただきましたが、やむなくお断りさせていただいたグループもあり、申し訳なく思います。水鳥はイベント実施の時以外にもいますので、冬はいつでも自然観察棟に来てゆっくりとお過ごしください。


福井県里山里海湖研究所

福井県里山里海湖研究所

〒919-1331 福井県三方上中郡若狭町鳥浜122-12-1

電話:0770-45-3580(受付:8時30分~17時15分[土日祝・年末年始を除く])

FAX:0770-45-3680 Mail:satoyama@pref.fukui.lg.jp

このページの先頭へ

Copyright ©2015 - 2024 Fukui Prefectural Satoyama-Satoumi Research Institute. all rights reserved.