福井県里山里海湖研究所

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2021年12月10日
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    12月1日が悪天候のため、晴れ間が見える2日の午後から「たたき網漁」が始まりました。
    「たたき網漁」は、冬場、湖の水温が下がり動きが少なくなったコイやフナなどを、水面を竹竿で叩いて驚かせ、仕掛けた刺し網に追い込んで捕らえる伝統漁法です。
    今年はまだ湖水の温度が高くて魚が活発に動くので、船外機の音で逃げてしまい、初日の今日はあまり多くは捕れなかったようでした。
    陸に上がって、捕れた40cmほどのフナを、漁師さんが手早く刺身にしてくださいました。
    一口味見をさせていただきましたが、泥臭さもなく、さっぱりした味でおいしくいただきました。

    たたき網漁01.JPG    たたき網漁02.JPG

    ところで三方五湖自然観察棟にある水槽では、三方湖に生息するコイやフナを展示しています。この水槽でも最近、水温が下がった影響でコイとフナが仲良く一か所に集まり、じっとしている様子がうかがえます。なるほど、湖の中でこの状態でいるところをたたいて驚かされているんですね。

    水槽の魚02.JPG    水槽の魚01.jpg

    そんな生き物たちや漁法について解説させていただきますので、ぜひ、自然観察棟にお越しください。これからは水鳥もたくさんやってきますよ。

    三方湖の水鳥.jpg


     


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