彼岸花が咲いているのを見かけるようになりました。いよいよ秋です。
いたるところで稲刈りが行われ、研究所の近くにある若狭町立三方小学校でも、学校田の稲刈りがありました。研究所からも石井研究員、樋口研究員が参加しました。
三方小学校の学校田は、通称「ゆりかご田」と呼ばれ、三方五湖自然再生協議会の農法部会の「環境にやさしい農法認証制度」の認証を受けています。春先には田んぼで三方湖のコイ・フナの育成を行い、無農薬、減化学肥料で作られています。一番の苦労は草取りだそうで、農法部会のメンバーも何回か指導のために参加されています。
子供たちは手刈り作業と落穂拾い、大人はコンバインを使って脱穀作業です。暑い中、泥のくっついた重たい長靴で、しっかり水分補給を行いながら頑張ります。
草取り、稲刈りなどの苦労と楽しさを体験した子供たちですが、お米を大切に感じる気持ちは強くなったことでしょう。今日の晩御飯はきっとおいしいに違いありません。
ちなみにコンビニでコーラ1杯100円、ハンバーガーも100円のものがあります。茶碗1杯のご飯の値段は20円~30円です(※)。日本のお米は本当に高いのでしょうか?稲刈り作業をしている子供たちを見ながら、疑問に感じた今日でした。
※コシヒカリの販売価格(白米) 20,000円/60㎏として
茶碗中盛のごはんを150gから180gとして、白米にすると75g
60㎏÷75g=800杯
20,000円÷800杯=25円