2018年4月 2018.04.19 三方湖の野鳥 2018年4月19日 渡去前のツグミ 2018年4月19日 渡去前のツグミ そろそろ繁殖のために北の方に帰るツグミたちが、田んぼや公園などで落ち葉をひっくり返したり、草の根元を掘り返したりして餌を探す姿をよく見ます。かつて違法のカスミ網でたくさんのツグミたちが犠牲になりました。こうした歴史を経て、今のツグミたちがいますが、今年も秋には元気に戻ってきてほしいと願っています。 確認鳥種:ヨシガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・キジバト・カワウ・アオサギ・ダイサギ・バン・オオバン・イソシギ・ミサゴ・トビ・コゲラ・アオゲラ・ハシボソガラス・ヤマガラ・シジュウカラ・ツバメ・ヒヨドリ・シロハラ・ツグミ・イソヒヨドリ・スズメ・セグロセキレイ・カワラヒワ・アオジ 2018.04.18 研究所の活動 薪割り機を使おう! 良く晴れた春の日、里山里海湖研究所の相談員が薪割りを行いました。 研究所では冬の間、薪ストーブで暖をとっています。 伐採されたばかりの木は大量の水分を含んでいて、そのままストーブにくべると火がつきにくかったり、煙突が詰まる原因になったりします。 そこで、早い時期から使用に適した大きさの薪にして、乾燥させておく必要があるのです。 斧を使って薪を割る方法もありますが、今回は薪割り機を使いました。 玉切りにしたスギを薪割り機に投入です!みるみる割れていきます。 何回か繰り返すと、ちょうどよいサイズの薪になります。 たくさんの薪が出来上がりました。 使用した薪割り機は、里山の保全・再生活動に取り組んでいる方に無料で貸出しをしています。 ぜひご利用ください! https://satoyama.pref.fukui.lg.jp/support/archives/18 2018.04.18 里山の 濃いも薄いも 若葉色 4月18日(水)、北寄りの風で気温はやや低めですが、次第に青空が広がってきました。新緑が野山を美しくしています。 オニグルミの若葉/4月11日 → → → → 4月18日 1週間前と比べると、折りたたまれていた若葉を広げ、伸長させていることが分かります。 三方湖畔、オニグルミの群落 芦が青々としてきました。 シモツケの一種のようです。 さとけん入口近くのケヤキ 夏の完工に向けて建設工事が進む年縞博物館。カフェができます。 こちらは研究棟。建物周辺も日に日に整っていきます。 2018.04.11 心まで 若葉の色に 染められて 4月11日(水)、気温はやや高めの曇り空です。三方湖の岸辺の植物が、緑を少しずつ増しています。 オニグルミの若葉(広がってきました) ハマダイコン(ダイコンが野生化したもの) 船揚げ場では、午前中からアオサギが姿を見せました。午後にもやってきて、小魚を次々と捕食していました。首を長く伸ばしたり、低く構えたりしながら、生きていくための真剣勝負という感じで狙いを定める姿は、心を打つところがあります。 夏の完工に向けて建設工事が進む年縞博物館。部分的に足場が取り外されているところも見られます。外観はほぼ整ってきました。 2018.04.04 三方湖の野鳥 2018年4月4日 カンムリカイツブリの夏羽個体 2018年4月4日 カンムリカイツブリの夏羽個体 三方五湖で冬を過ごしたカモは5月の連休が過ぎるころにはほとんどが繁殖地に帰ります。 このカンムリカイツブリは、黒い冠羽と橙赤色の頬の飾り羽が目立つ夏羽に変わっています。 福井県では近年嶺北で繁殖が確認されました。三方五湖ではどうなるか楽しみです。 確認鳥種:マガモ・カルガモ・コガモ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・アオサギ・ダイサギ・オオバン・トビ・コゲラ・モズ・ハシボソガラス・ヤマガラ・シジュウカラ・ツバメ・ヒヨドリ・エナガ・シロハラ・イソヒヨドリ・スズメ・オオジュリン 2018.04.04 春風が 翠の種を 撒いてゆく 新年度を迎えました。老いも若きもフレッシュな気分のここ数日。さとけんの周囲も日一日と景色が変わっていきます。 カツラの若葉:3月29日 → 5日後の4月3日:緑が広がっていきます 枯れていた芦原も新しい茎・葉が伸び出しました。コブシの花も青空に白が鮮やか。 オニグルミの新芽・若葉 手前はアジサイ、奥はサクラ セイヨウタンポポ 飛び立つカモたち 3月下旬から4月上旬の陽気は、初夏が一足飛びにやって来たかと思うほどでした。生き物たちもそれに合わせて生長のスピードを速めているような感じがします。 最後に年縞博物館の外観フォトです。展示棟と研究棟、夏の完成をめざして工事が進みます。工事にかかわる皆さん今日もご安全に!