福井県里山里海湖研究所

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2018年01月
  •  1月26日(木)です。福井県内でも大雪に見舞われている地域が少なくありません。さとけん入り口の階段下で積雪を測ったら、だいたい30cmぐらいでした。
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     三方湖はというと、写真(左)のように湖面の一部がシャーベット状になっています。その上にカルガモが20羽くらい休んでいます。(右)の写真は前日のものです。北風の強く吹く中、桟橋に上がっていました。今日は桟橋もやや雪が増えたためか、半凍り状態の湖面に降りているというところでしょうか。
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     道の駅「三方五湖」の駐車スペースも、午前中はほとんど雪に埋もれていました。しかし、昼近くになって除雪車が入ってくれました。みるみる除雪が進み、さとけんにとっても有難い限りです。
     ただこの寒さ、今しばらくは続くようです。雪による事故や健康管理には気をつけたいですね。
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  • 1月21日、三方五湖に虹がかかりました。予告なしですが、自然が鮮やかにつくって見せてくれた瞬間です。さとけんを訪れていた人たちからも歓声が上がりました。
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    1月22日午前中、三方湖畔を歩いてみました。野鳥観察小屋では屋根の上をイソヒヨドリがピョンピョンと軽やかに行ったり来たりを繰り返していました。
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     次に、クイズをひとつ。この写真に写っているのはいったい何でしょうか。 
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     答えは、アジサイの冬芽です。
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     春はまだ先ですが、草木はもう次の季節の準備を始めているようですね。

     最後に水鳥たちです。この時期三方五湖では幾種類もの水鳥を観察することができます。この写真ではややぼんやりですが、足を運んでいただければ、鳥たちの生き生きした様子や周りの景色を楽しんでいただくことができます。ほんの5分10分でもぜひどうぞ・・・・・。
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  • 三方湖の野鳥
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    2018年1月9日 ヨシガモのペア
    三方五湖で冬を越すカモ類の数は年によって変動がありますが、だいたい7千羽から1万羽くらいです。
    今日は湖岸近くでヨシガモのペアを見ることができました。ナポレオンハットに似た緑色の頭のオスと褐色のメスが
    寄り添って泳いでいました。
    今日はヨシ帯のヤナギにオオタカが止まりカモを狙おうとキョロキョロしていましたし、
    ハヤブサも何度も飛んでは止まることを繰り返していました。
    確認鳥種:コハクチョウ・オオハクチョウ(冬水田んぼ)・ヨシガモ・ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・カイツブリ・カンムリカイツブリ・ハジロカイツブリ・アオバト・カワウ・アオサギ・オオバン・タシギ(冬水田)・カモメ・セグロカモメ・トビ・オジロワシ・ノスリ・カワセミ・コゲラ・ハヤブサ・モズ・ハシボソガラス・シジュウカラ・ヤマガラ・ヒヨドリ・シロハラ・ツグミ・ジョウビタキ・アトリ

     

     

  • その他
     1月11日、昨夜からの新雪で三方五湖周辺も雪化粧して美しい景色を見せてくれました。梅丈岳は白い雲がたなびき、富士にも負けない美しさです。思わず見ほれました。
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     小さくしか映っていませんが、三方湖では好天のもとで地元の漁師舟が出ています。仕掛けた漁具を見て回っているようです。
     岸辺を歩くとカモの群れが一斉に沖に向かって泳ぎ出します。今朝は穏やかな天候のせいか、ゆったりした感じの動きでした。
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     さて、最後に建設中の「水月湖年縞展示施設」の外観です。雪が建物の屋根や周囲を白くしていますが、いつもと変わりなく工事が進められていました。完成年に入りましたが、少しずつ形が整えられていきます。
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  • 三方湖の野鳥
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    2018年1月5日 オジロワシを見守る
    明けましておめでとうございます。三方五湖は、コハクチョウ16羽、オオハクチョウ1羽、オジロワシ1羽などで年を越しました。
    この冬のオジロワシは12月中旬に少し若い♂個体も見られましたが、最近は♀成鳥個体1羽だけとなっています。しかも、昨年まで止まり場として利用していた所にほとんど止まらず、確認しづらくなっています。
    滋賀県から来られている方が「梅畑を通らせてもらうときに『おばちゃん、通らせてもらうよ』って、一声かけて行ってる」とお話して下さいました。小浜から来られる方も「よその地所に勝手に入って撮ったらあかんって、言うてるんや」と。細やかな心遣いで気持ちよく野鳥撮影をされている方々に感謝です。こうした心遣いがオジロワシが毎年越冬しにやって来ることにつながっていると思います。

     


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