コウノトリを発見したら
☆★観察の際のお願い★☆
・コウノトリは田んぼにいることが多いので、観察の際には農作業の邪魔にならないようお願いします。
・車両等を駐車の際には交通ルールを守り、また地元の方の通行の妨げにならないようお願いします。
・撮影の際にはフラッシュを使用しないようにしてください。
・追いかけたり、故意に大きな音をたてたりしないようにしてください。
◆コウノトリの観察ポイント
・翼を広げると約2mの大型の鳥で、体が白と黒のツートンカラーのため遠くからでも見分けられます。
・主な特徴としては「首を伸ばして飛ぶ」「黒く長いくちばしを持つ」「眼のまわりが赤い」ことがあります。
・人が近づくと驚くので、150m以上離れたところで観察やカメラ撮影をしましょう。
・できれば双眼鏡で観察し、日付や時間、足環の色、行動などを記録しましょう。
・観察記録を情報提供していただき、多くの人で情報を共有しながら見守りましょう。
・野生に帰した鳥ですので、エサを与えないでください。
◆コウノトリを発見したら情報提供をお願いします。
情報提供の内容(分かる範囲で結構です)
(1)観察した方の住所、氏名、電話番号
(2)観察した日時
(3)観察した場所(地名 〇〇市△△町★★、近くで目印となるものの有無)
(4)コウノトリを観察した場所の現況
(例.田んぼ、水路、川の中、河川敷、池や沼、木の上、電柱・鉄塔、その他)
(5)コウノトリの様子(エサ取り、休息中、飛行中、その他)
(6)観察したコウノトリの羽数
(7)観察したコウノトリに足環があったか(足環がある場合、どちらの足にどんな色の足環があったのか)
(8)その他(気が付いたこと)
里山里海湖研究所では、季節の移ろいを表す「二十四節気」や「七十二候」に表れる生きものの情報を募集、公開することにより福井の里山里海湖の豊かな自然を再認識していただく「福井の生きもの歳時記体感事業」を展開しています。
「二十四節気」とは、月の動きを基にして生まれた初めての暦「太陰暦」において、日付と季節のずれを解消するために中国で考え出され、日本に伝えられたものです。「二十四節気」は、太陽の動きにあわせて1年を24等分し、季節の変化をその時節に見られる生きものの様子や天候などで表したものです。「二十四節気」をさらに3等分し、より細かく季節を表したものが「七十二候」で、どちらも農作業や毎日の暮らしに欠かすことのできないものでした。
その「二十四節気」が、このほど開催された国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産保護条約第11回政府間委員会で、無形文化遺産に登録されました(中国による登録申請)。
世界に認められた「二十四節気」に合わせて、身近な自然に改めて目を向けてみませんか。
福井の生きもの歳時記HPはこちらから⇒https://satoyama.pref.fukui.lg.jp/saijiki/