福井県里山里海湖研究所

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2016年12月
  • 美浜町にコウノトリがやってきました。
    足環からJO138(たからくん)とJO139(ゆめちゃん)であることが確認できました。
    もう1羽は、兵庫県豊岡生まれのJO125でした。
    【たからくん】
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    【さきちゃん】
    J0139.JPG
    【豊岡生まれのJO125】
    J0125.JPG
    【3羽なかよく!】
    kounotori.JPG

    コウノトリを発見したら

    ☆★観察の際のお願い★☆
    ・コウノトリは田んぼにいることが多いので、観察の際には農作業の邪魔にならないようお願いします。
    ・車両等を駐車の際には交通ルールを守り、また地元の方の通行の妨げにならないようお願いします。
    ・撮影の際にはフラッシュを使用しないようにしてください。
    ・追いかけたり、故意に大きな音をたてたりしないようにしてください。


     ◆コウノトリの観察ポイント
    ・翼を広げると約2mの大型の鳥で、体が白と黒のツートンカラーのため遠くからでも見分けられます。
    ・主な特徴としては「首を伸ばして飛ぶ」「黒く長いくちばしを持つ」「眼のまわりが赤い」ことがあります。
    ・人が近づくと驚くので、150m以上離れたところで観察やカメラ撮影をしましょう。
    ・できれば双眼鏡で観察し、日付や時間、足環の色、行動などを記録しましょう。
    ・観察記録を情報提供していただき、多くの人で情報を共有しながら見守りましょう。
    ・野生に帰した鳥ですので、エサを与えないでください。

    ◆コウノトリを発見したら情報提供をお願いします。
     情報提供の内容(分かる範囲で結構です)
    (1)観察した方の住所、氏名、電話番号
    (2)観察した日時
    (3)観察した場所(地名 〇〇市△△町★★、近くで目印となるものの有無)
    (4)コウノトリを観察した場所の現況
      (例.田んぼ、水路、川の中、河川敷、池や沼、木の上、電柱・鉄塔、その他)
    (5)コウノトリの様子(エサ取り、休息中、飛行中、その他)
    (6)観察したコウノトリの羽数
    (7)観察したコウノトリに足環があったか(足環がある場合、どちらの足にどんな色の足環があったのか)
    (8)その他(気が付いたこと)

  • 三方湖の野鳥
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    12月21日 オジロワシ この冬は昨年に比べおよそ10日早く12月18日に
    オジロワシが三方五湖にやって来ました。
    昼の間研究所から見える範囲にいないため、詳しいことは分かりませんが
    成鳥であることは確かです。
    一方、冬水田んぼのハクチョウはオオハクチョウ1羽とコハクチョウ7羽です。
    鳥浜の松村光洋さんが新たに2ヵ所の田んぼに水を張ってくださったところ、
    早速今朝はオオハクチョウが真っ先にその田んぼに降りました
    (夜は安全な湖面で寝ます)。
     今日の確認種は、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、オナガガモ、
    ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カンムリカイツブリ、
    ハジロカイツブリ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、オオバン、ミサゴ、
    トビ、オジロワシ、ハヤブサ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、
    シジュウカラ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、
    セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン、イソシギ
    (冬水田んぼ)オオハクチョウ、コハクチョウ
  • 三方湖の野鳥
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    12月15日 トモエガモ ヨシ原の根もとに休んでいるオス2羽
    (根もと左から1,2羽)です。
    この画面にはハシビロガモやコガモ、ヒドリガモなどもいます。
    レッドデータでは「絶滅危惧Ⅱ類」にランクされている貴重な種です。
    また警戒心の強い種であり、あっという間に飛び去ってしまいます。
    ヨシ原の大切さを知らせてくれてもいます。

    確認種:オシドリ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、
    トモエガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、
    ミコアイサ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カイツブリ、
    カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、トビ、ハヤブサ、ハシボソガラス、
    シジュウカラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミ、スズメ、
    クセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、キジバト、
    イソシギ
    (冬水田んぼ)オオハクチョウ、コハクチョウ
  • 三方湖の野鳥
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    12月5日 鳥浜の冬水田んぼに昨日オオハクチョウ1羽、今日はそれに加え、
    コハクチョウ2羽もやってきました。
    松村光洋さんが毎年ポンプで水をくみ上げて田んぼに水を張って下さることで、
    ハクチョウが冬をこの地で過ごしています。
    画像の左の個体がオオハクチョウ、右の2羽がコハクチョウです。
    確認鳥種は、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、オナガガモ、
    ヒドリガモ、アメリカヒドリ、ホシハジロ、ホオジロガモ、キンクロハジロ、
    ミコアイサ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カイツブリ、カワウ、
    アオサギ、オオバン、トビ、ハヤブサ、ハシボソガラス、シジュウカラ、
    ヤマガラ、ヒヨドリ、ウグイス、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ツグミ、
    スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、
    アオジ
    (冬水田んぼ)オオハクチョウ、コハクチョウ
  • 12月4日、三方湖の冬の風物詩である「たたき網漁」が始まりました。
    「たたき網漁」は、大正末期から伝わる三方湖独特の伝統漁法で、水温が下がり、魚の動きが鈍くなるこの時期に、竹で水面を叩いて魚を驚かせ、仕掛けておいた網に追い込んで獲る漁法です。

    解禁日の今日は天候にも恵まれ、地元の鳥浜漁協のみなさんが湖へ出航していきました。
    CIMG6582.JPG

    長い竹で水面を叩くと大きな水しぶきが上がり、遠目からでもその迫力が伝わってきます。
    DSC00024.JPG  DSC00023.JPG

  • 展示・体験

    12月に入り、季節感のある工作体験メニューを2つ追加しました。

    ①クリスマス飾り
     里山で拾った木の葉や実でリースや飾りを作ります。
     かわいいツリーにクリスマス気分が高まりますね。
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    ②いろがみだこ
     凧は、伝統的な冬の遊びの一つです。
     この「いろがみだこ」は、竹を使わず色紙を折るだけなので、小さなお子さんも作ることが
     できます。
     風に乗ってよく飛びますよ。
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    いずれも無料、予約不要で、随時お楽しみいただけます。
    研究所は土日祝日も休まず開所していますので、ご家族やご友人とぜひお越しください。

  • 里山里海湖研究所では、季節の移ろいを表す「二十四節気」や「七十二候」に表れる生きものの情報を募集、公開することにより福井の里山里海湖の豊かな自然を再認識していただく「福井の生きもの歳時記体感事業」を展開しています。

     「二十四節気」とは、月の動きを基にして生まれた初めての暦「太陰暦」において、日付と季節のずれを解消するために中国で考え出され、日本に伝えられたものです。「二十四節気」は、太陽の動きにあわせて1年を24等分し、季節の変化をその時節に見られる生きものの様子や天候などで表したものです。「二十四節気」をさらに3等分し、より細かく季節を表したものが「七十二候」で、どちらも農作業や毎日の暮らしに欠かすことのできないものでした。

     その「二十四節気」が、このほど開催された国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産保護条約第11回政府間委員会で、無形文化遺産に登録されました(中国による登録申請)。

     世界に認められた「二十四節気」に合わせて、身近な自然に改めて目を向けてみませんか。

     福井の生きもの歳時記HPはこちらから⇒https://satoyama.pref.fukui.lg.jp/saijiki/

    saijikiHP.jpg

  • 三方湖の野鳥
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    12月1日 ミコアイサ (オスはエクリプス) オスはもうしばらくすると
    全身白色になります。
    眼から嘴根元にかけてと背だけが黒色で「パンダ」のような色合いの
    カモです。
    三方湖のカモ類は12種となり、ほぼ出揃いました。
    確認鳥種はマガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、トモエガモ、
    ヨシガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、ホオジロガモ、
    キンクロハジロ、ミコアイサ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、
    カイツブリ、カワウ、アオサギ、オオバン、ミサゴ、トビ、カワセミ、
    ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ジョウビタキ、
    イソヒヨドリ、ツグミ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、
    セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン

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