丸川珠代環境大臣、井上信治環境副大臣が平成27年12月27日(日)に里山里海湖研究所を訪れ、水月湖年縞をご覧になりました。
当研究所の概要等を説明後、立命館大学の中川教授から年縞の説明を行い、県が昨年度、水月湖でボーリングして得られた水月湖年縞の実物展示をじっくりと見ていただきました。
中川教授は、「実は水月湖は日本国内よりも世界的に知られた湖である。水月湖の年縞の中にある植物などを放射性炭素年代測定することによって、水月湖の縞々1枚1枚が世界中の年代決定に使える。現在、水月湖の約5万年分の時間の定義を全世界の研究者が使っている。まさに地質年代にとってのグリニッジ天文台である。今後は気候変動の本質も探る研究にも使っていきたい。」と説明されました。
中川教授から水月湖年縞の説明を受ける丸川大臣、井上副大臣 | 年縞(実物)もご覧いただきました |