嶺北では初雪が降り、いよいよ冬本番ですね。
三方五湖では11月から2月にかけて約1万羽の水鳥が渡ってきてきます。研究所の野鳥観察コーナーからは、カルガモに混じってオオバンやカンムリカイツブリが湖面を泳ぐ姿が見られるようになりました。時には珍しいハシビロガモが岸辺近くに来ることもあります。ハシビロガモは平たい嘴で水面の水草をすくって食べるので、湖面をジグザグに縫うように泳ぎます。嘴も泳ぎ方も特徴的なので、双眼鏡で簡単に見分けることができますよ。また、菅湖ではホシハジロやマガモ、久々子湖ではキンクロハジロ、オナガガモなどが間近に見られます。研究所では三方五湖周辺で見られる主な水鳥を掲載した小冊子をお配りしていますので、晴れた日には水鳥の観察を楽しんでみませんか?
ハシビロガモのオス |
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ハシビロガモのメス
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