7月16日、坂井市保育士会による講習会「身近な草花で遊ぼう」が坂井市春江中コミュニティセンターで開かれました。講師の山田洋子先生は、ご自宅の庭や畑から野草を両手にいっぱい持ってお越しになり、約30名の保育士を前に、つぎつぎと草花あそびを実演されました。なかでも「ススキの葉のバッタ」や「クズの茎のムカデ」、「ササの葉のあめちゃん」などは、素朴なあそびの中に洗練された姿があり、感嘆の声があがっていました。
山田先生は講習の中で、草花あそびは、ふとみつけた野草ひとつでいつでもどこでも楽しめること、子どもたちはあそびの中で、葉の匂いや色、指先に感じる葉の感触などを五感でしっかり感じとってゆくこと、大人は子どもの感性に負けないよう自然の中で五感を養うトレーニングをする必要があると話されました。
ササのあめちゃん作りに挑戦! ヤブカンゾウのお人形